記帳と献花
シンボリルドルフへの追悼記帳&献花もこの天皇賞(秋)の日が最終日。ようやく意を決して東京競馬場へ行って来ました。先日「どっとこむ」へアップした追悼イラストを献花台に献げ、記帳をして、それから追悼写真展を見て、離れ難くてしばらくその場に佇んでいました。記帳台にはずっと人が途切れることなく、みんな心のこもったメッセージと一緒に名前を残して行くのでした。何万という人が蠢く競馬場の中でその一角だけが静かで厳かで尊い空気に満たされているような気がしました。現役時代を知る人も知らない人もみんなどういう形でか、この馬の何か不思議な“特別”さを意識していたように感じます。誰もが敬意をもって記帳に訪れていた。人をしてそんな想いに到らせる、こういう馬は他には思い浮かびません。