« June 2011 | Main | August 2011 »

2011.07.31

ロシア近代史

Bbs
 天王洲・銀河劇場にて成宮寛貴&鹿賀丈史の豪華競演による舞台「太陽に灼かれて」が始まってます。「デモクラシー」の時は東西ドイツ分裂、そして今回はスターリンの大粛清と、鹿賀さんが与えてくださるお勉強のハードルは常に高いです(笑)。でもこれが、難しい題材ながらも人間ドラマとして、そして男2人の鮮やかな対決劇としてとってもスリリングで面白いんですよ。成宮くんはいかにも才気煥発、魅力溢れる若手役者さんという感じ。人気があるのも頷けますね。そして鹿賀さんが、近年何作かの中では白眉と言えるくらい、いい。私が思う“鹿賀丈史らしさ”みたいなものに溢れてます。凄みのある深い芝居を見せてくれる。見せ場でガーッと引きつける力は並外れているし、舞台俳優としてあれだけ様々な声を出せるっていうのは素晴らしいです。いい役者だなぁ…改めて、平伏。
 小倉記念には「馬なり〜」でおなじみの馬がたくさん出ますね。ここんとこずいぶんがんばってるホクトスルタンから行こうかな。見捨てるわけにはいかないドモナラズ、それから先週「ビクター・ビクトリア」にちなんでキング(トップガン)挙げたら勝ったので、今週もヤマニン「キング」リー挙げておこうっと。「ビクター〜」はこの日曜に大阪でグランドフィナーレを迎えますので。

| | Comments (0)

2011.07.24

祝・100本め!

Takizawake
 「ビクター・ビクトリア」もこの日曜が千穐楽です。古き良き馬鹿ミュージカル(←褒めてるんです)、ワハハと笑ってちょっとホロリとして、どんな障害があってもそれを乗り越えて人と人が想い合うってステキだなぁとほのぼのして、明日からまたガンバロー!と気持ちが励まされてしまう作品でした。数々の華やかなショーのシーンが心に焼きついて、大切な記憶になりそうです。特に代表的なビッグ・ナンバー「Le Jazz Hot」のカッコ良さといったら、観てる方もじっとしていられないほど。いいなぁいいなぁ、あんなに踊れたらどんなに気持ちいいだろう。
 その「ビクター」の開幕直前に観て来たのが加藤健一事務所「滝沢家の反乱」。滝沢馬琴の代表作「南総里見八犬伝」の結末近い部分は馬琴の息子の嫁であるお路が馬琴から口述筆記したものなのですが、馬琴その人が傲慢で偏屈であったばかりか、その奥さんは酷いヒステリー、息子は病弱で神経質…よくぞこのお嫁さん、様々に襲い来る苦労に耐えてこの偉業を成し遂げてくれたものだと感心するばかり…そんな物語です。とても面白く、感動的でした。加藤健一さんは自分でやりたい芝居を自分で探し出してプロデュースして上演し続けること31年間、この作品で100本めだそうです。すごいなぁ。これも偉業ですね。
 函館記念、ううー全然わかんない。こんな時は適当に今の自分にピタッと来る馬名で買おう。そんな買い方で当たる穴馬券もあるだろう。ダンスいっぱい観てるからダンスインザモア、素晴らしいダンスを観てる時間ってホントにシャインモーメント、登場人物にキングっていう人がいるからキングトップガン…こんなんで当たったら笑うぞー。

| | Comments (0)

2011.07.17

Le Jazz Hot!

Vv
 ル・テアトル銀座にて開幕しました「ビクター・ビクトリア」。今週はこれにガッツリ通います。1930年代のパリのナイトクラブを舞台に、男装してゲイの歌手に化けた女性がさらに女装してスターになる、それにマフィアのボスが恋をして…というコメディ。華やかなダンスシーンがたっぷりで様々なスタイルのダンスが観られるのですごく楽しいです。ゲイの外国人をやらせたら日本一(笑…「プロデューサーズ」や「COCO」等)の岡幸二郎さんが今回も本領発揮です。美しい。
 アイビスSD、ここんとこ振るわないけどバイラオーラから行こうと思う。珍名好きとしてははずせないサアドウゾへ。通ってる芝居が芝居だからヘッドライナー&ジェイケイセラヴィのせん馬2頭にも行っときましょ。

| | Comments (0)

2011.07.10

地デジ化、完了

Chideji
 なんだかギリギリセーフで私の自室の地デジ化が完了しました。いやぁ、家のTV受信はとっくにデジタル環境になってましたし、TVも地デジ対応のを買ってそれで見てたんですが、DVDレコーダーが地デジ対応じゃないことに今頃気がつきましてね(笑…大ボケ過ぎ)。24日の完全移行を前にあわてて新しいのを購入、設置というドタバタをくり広げてしまいました。最初に録画した番組が7/9(土)の「嵐にしやがれ」だったというタイミングは実に私らしいと言うべきであろう。
 七夕賞は、ああ…どうしても見捨てられないドモナラズ。キャプテントゥーレとタッチミーノットを絡めてみましょう。前走負け過ぎだけどここならコスモファントムも。プロキオンSは重賞初挑戦のシャアを熱烈応援だっ。3枠だったらもっと応援したのに。正直ここはまだ厳しいかなぁという気はするんですけど…馬券とは常に二手三手先を読んで買うものだ。だが、そうそう当たるものではない(笑)。

| | Comments (0)

2011.07.05

よしだみほどっとこむ、オープン!

Gakushuin

 皆様、大変お待たせいたしました。「よしだみほどっとこむ」が本夕よりオープンです。今後少しずつコンテンツを増やして行く予定ですが、まずは「おことづけ」を開通します。「ネットカフェ逍遥馬道」時代と同様に皆様の競馬への想い、日々感じたことなどお気軽にメールをお寄せください。できるだけおへんじをお返ししてまいりたいと思います。また「こんなページが欲しい」「こんな企画をやって」など、ご意見ご要望などもお待ちしてます。これから末永くおつきあいください!
http://yoshidamiho.com

 画像はこの春、学習院大学馬術部に取材に行った時のものです。取材とか言っちゃってますが実は別件、春のオープンキャンパスに参加したついでに文化財指定されている厩舎を見学させてもらおうと行ってみたら馬術部が活動中で、運良く見学させていただけたという事情です。馬術部の学生さんたち、みんなとっても礼儀正しく歓迎してくださって、楽しい一時を過ごさせていただきました。また見学に行きたいな。写真の馬、どうもどこかで見たことがあるなと思って後で調べてみたら、シュヴァルドール(http://db.netkeiba.com/horse/2003102702/)でした。華やかな容姿でアイドルとしてかわいがられている様子ですよ。

| | Comments (0)

2011.07.02

恐るべし、歌舞伎の力

Kansho
 国立劇場にて「歌舞伎鑑賞教室〜義経千本桜」を観て来ました。主に学生さんの団体を相手に、第1部で若手の役者さんが歌舞伎の楽しみ方の色々をレクチャーしてくださり、第2部で四の切とか狐忠信とか呼ばれる有名な演目を観せてくれるという趣向です。私はこれまで、この狐忠信は市川亀治郎さんが演ずる“澤瀉屋型”という演出で2回ほど観ており、こちらは登場の仕方とか最後は宙乗りで天高く消えて行くなどケレン味の強い華やかな演出で楽しく観ていたのですが、中村翫雀さんが今回演ずるのは“音羽屋型”という、狐の親子の情愛がよりきめ細やかに描き出されているとされるもの。「えー、同じ演目なのに演出で何がそんなに変わるの?」とお思いかもしれませんが、これが驚くほど違うんですよね。翫雀さんはご自分でも「この役をやることになるとは思っていなかった」とおっしゃるように、客観的に見て源九郎狐をやるタイプの役者さんではないのですが、意外にも大変ググッと心に来て泣ける狐忠信になってたんです。これが音羽屋型の演出をきっちり守って演じた結果だとするなら、歌舞伎の“型”、恐るべし…という感じでした。
 もうひとつ歌舞伎の型と役者の心という点で驚かされたのが、おなじみ中村亀鶴さんの義経。これが登場したとたんにビックリするほどの白皙の美男子で。いやいや、亀鶴さんはもともときれいなお顔立ちの方ですが、滑稽な舞踊モノなどの時は剽軽なくだけた表情もお見せになる方で、でも今回は「美しい〜!」と唸るほど美しかった。これはねぇ、たぶん悲劇の貴公子たる義経の心になっているから、それが顔に映るんだと思うんです。役者さんって役柄によって顔つきまで変わってしまいますからね。そしてあいかわらずの美声と口跡の良さ。いいなぁ〜。
 中山GJはメルシーエイタイムを応援していましたが…惜しかった。ラジオNIKKEI賞はバラ一族のダーズンローズからフレールジャック、ヴィジャイ、格を評価してショウナンパルフェにも行っとこ。函館スプリントはボンボンッと来てもうひとつ出世して欲しいパドトロワ、前走大敗だけどここなら持ち直してもいいクリアンサス、お釣りがないかなと思いつつもカレンチャン。こんなとこで。

| | Comments (0)

« June 2011 | Main | August 2011 »