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2011.06.04

プロの舞台裏

Dancingc
 劇場通いの合間に映画「ダンシング・チャップリン」を観て来ました。偉大な振付家ローラン・プティの作品「Charlot Danse avec Nous(チャップリンと踊ろう)」を周防正行監督がその妻・草刈民代とルイジ・ボニーノに踊らせ、その舞台作品が出来上がるまでをドキュメンタリーで追ったものと舞台作品そのものを2部構成で組み合わせた映画です。第2部の舞踊ももちろん美しかったのですが、私のようなヲタクぶったシアター・ゴアーには第1部の制作の現場がとても興味深かったです。振り移しや衣装の打ち合わせ、ダンサー同士の入念なディスカッション、うまく行かない部分は妥協せずに徹底的に話し合い、細部までを自分の考える理想へと近づけて行く努力。こうやって舞台は出来上がって行くのだなぁと感心しながら見入っていました。それにしてもダンサーの、自分の身体を自分の思い通りに操る能力は本当に素晴らしいですね。
 安田記念の予想は公式にて。土曜のユニコーンSはこの映画にちなんでアイアムアクトレスから行きましょう。相手はアドマイヤサガス、ビッグロマンス、キョウエイバサラ。G1出走経験を生かしてここは誰かがなんとかして見せなきゃね。

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