劇場の灯を消してはいけない
渋谷PARCO劇場で上演中の「国民の映画」を観て来ました。開演直前に震度3の地震があり、客席はわずかにざわめきましたが、みんな落ち着いていました。三谷幸喜さんの挨拶から始まった舞台は無事に進行し、とても良い作品でした。
この時期に演劇というものが不要不急のものかと問われたら、そうではないかもしれません。でも、私は演劇、映画、競馬を含むスポーツも、過剰な自粛ムードに押しつぶされるべきではないと考えています。もちろん今、首都圏はまだまだ電力の心配がありますから、状況に応じての臨機応変な対応と配慮はあってしかるべきでしょう。けれど、今ことあるごとになんでもかんでも不謹慎だ無神経だと自主規制を強要するような意見には首肯できません。経済を動かし、人の心を鼓舞し、以前と変わらぬ日常を取り戻すエネルギーとするために、エンターテインメントのまぶしい輝きを封ずるべきではありません。
タイトルは野田秀樹さんが公式サイトにアップしたメッセージから拝借しました。そして、さらには「競馬の灯を消してはいけない」と、強く訴えたいです。阪神と小倉は開催が決まり、心強く感じています。この開催は復興競馬と位置づけられ、競馬ファンも馬券を買うことで様々な支援に協力ができます。
http://www.jra.go.jp/news/201103/031702.html
阪神大賞典はモンテクリスエスからオウケンブルースリ、これ1点で裏目は買わない。中京記念はドモナラズがどうにかしてくれると信じ、ジワジワ這い上がってきたラフォルジュルネとここらでそろそろのナリタクリスタル。報知杯FRは「日本に残る!」と男気を見せてくれたリスポリ騎手のドナウブルーからクリアンサス、カトルズリップスへ行きます。
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