舞台もいいけど映画もね
ここしばらくで観た映画。「ねこタクシー」は平凡な中年タクシー運転手に起こった小さな奇跡と再生の物語。のんびりしたテンポで進む物語の中で、決して声高な主張ではないけれど、人は心の持ちよう次第で変われるのだというテーマがあたたかい作品です。主人公の人生を変えるきっかけとなる猫の“御子神さん”を演じたのは珍しい三毛のオス猫。なぜかいつも舌が出ていて、モノに動じない雰囲気がとってもいいのです。
それから「ベスト・キッド」を観て来ました。私が行った映画館は吹替版しかやってなくて、まぁどっちでもいいかーと思って観たのですが、これは失敗だった。突然中国へ引っ越すことになって言葉もしゃべれず不安な主人公の気持ちがダイレクトに伝わって来ない。これから観るという人はぜひ字幕版をおすすめします。ジャッキー・チェン、渋いっす。しょぼくれたオッサン役でもちょっと動き出すとめちゃめちゃカッコイイっす。この後は「キャッツ&ドッグス〜地球最大の肉球大作戦」を観に行く予定です。大好きバカ映画!
「エリザベート」はその後、城田優さんのトートを観ました。長身ですばらしい美貌、舞台映えする容姿で実に目を引く逸品でしたが、演技がやや淡泊なため、回数を観るとやや飽きるかな…という気がしています。年齢的にかなり若いことですし、この後まだまだアッと驚く化けっぷりを見せてくれることを期待してます。それにしてもルドヴィカ役の阿知波悟美さんはどうにも文句のつけようがないくらい巧いなぁ。歌も上手だし存在感のある演技は安心して観ていられるし、こんな素敵な舞台女優さんってなかなかいないと思う。
新潟記念はアドマイヤオーラ。前走の鬱憤をここで晴らして見せていただきましょう。スマートギア、テイエムプリキュアといった馬なり常連さんはもちろん応援するとして、気になるのはドモナラズがサマー2000を勝てるかどうかですね。この名前が日本競馬史のあちこちに残っちゃうのはお笑い競馬推奨派としてはおおいに望むところであります。キーンランドCはローレルゲレイロの応援。