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2010.01.24

難曲結局究極名曲

Wiw
 ミュージカル「ウーマン・イン・ホワイト」を観てきました。キャストを大きく入れ替えての再演。主役は変わらずの笹本玲奈さん。初演よりもより一層落ち着きが増し風格がアップして見事な主演ぶりでした。今回は話の中核になる三姉妹がいずれも歌がうまく、アンドリュー・ロイド・ウェバーの難曲を美しく聞かせてくれました。三人でハモる部分の複雑な和音がとてもきれい。歌がうまいといえばお目当ての岡幸二郎さん。初演では上條恒彦さんが演じていたフォスコ伯爵。あまりにも持ち味が違い過ぎてどんな風に演じるのかとても楽しみに観ましたが、まったく違うアプローチで大拍手ものでした。彼が出て来るとパーッと舞台が華やぐ感じがなんともいえません。
 昨日はルーラーシップのことを書こうと思ってblogを更新したはずだったのに、すっからぽーんと書き忘れてしまいました。というぐらい私の気合いが抜けてたから「こりゃ勝つな」と思ったのだが…残念。でもまぁこれからの馬ですからね。AJCCはえらく前走の成績が悪い馬が並んだなぁ。あえてその中からネヴァブションの連覇は狙いたいところだし、アルコセニョーラ、ビエンナーレは応援してあげたいと思います。平安Sはウォータクティクスの応援。がんばれ、ウォーエンブレム産駒。

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2010.01.23

夢見るだけなら…

SpiderwomanFujisan
 「蜘蛛女のキス」@大阪観劇プチ旅、楽しかったです。お目当ての役者さんが見事な新境地を見せてくれてガツンと心を持って行かれました。役者さんってすごいなぁ…ご本人のお人柄とはまったく違う人になってしまうんだ。役者は神の依り代って言いますが、そりゃもう怖いくらいでした。この後24日から東京芸術劇場にて東京公演が始まります。お時間の余裕のある方はもちろん、ない方も時間をコキ作ってぜひぜひごらんになってください。胸の痛くなるような、苦しい切ない重たい愛の物語です。
 行きの飛行機の中から富士山がきれいに見えました。なんだか富士山が見えると妙に嬉しくなっちゃいますね。

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2010.01.15

大阪へ

Kazuds
 週末は「蜘蛛女のキス」というミュージカルを観に大阪へ行きます。お正月に雑用でロクな休みがとれなかった分、ついでにちょっとおいしいものでも食べて遊んで来ようという計画です。
 主演の石井一孝さんは大好きな役者さん。昨年12月中頃、石井さんのクリスマスディナーショーに行きました。しょっぱなから「ミス・サイゴン」のミュージカルナンバーの中でも最強の大曲にして難曲「ブイ・ドイ」をブチかまし、その後に続けてご自分で選んだというどの曲もミュージカルの最大のクライマックスみたいな曲ばかりで「だってこういうのが好きなんだもん、こういうのが歌いたいんだもん、オレのライブなんだから好きなことやっていいでしょ?」という箸休め一切ナシのブッ飛ばしぶり、本当に凄かったです(笑)。楽しい人です。最後には彼を一躍ミュージカル界のスターにした「レ・ミゼラブル」のマリウスが歌う「カフェ・ソング」で〆めて、泣かせてくれました。実はその翌日、島田歌穂&島健ご夫妻のクリスマス・デュオ・ライブにも行きまして、こちらでは「レ・ミゼラブル」の中から「オン・マイ・オウン」を歌ってくれました…私の中の唯一無二のマリウスとエポニーヌを聴けて、良い年末だったなぁ。
 さて、そんなわけでまだ枠順が出てないままにお出かけしてしまうので、注目馬だけ。京成杯はフラガッハ、フーガフューグというアナウンサー泣かせの馬がどう動くかだけを見守ります(笑)。日経新春杯は…がんばれテイエムプリキュア。レッドアゲート、インティライミと前走振るわなかった馬ばかり狙ってみます。私にしては珍しく穴狙いだっ!

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2010.01.10

芝居は人生、人生は芝居

NineShadowlandsAsakusa
 今年の観劇初めは加藤健一事務所「シャドーランズ」、続いて翌日に「新春浅草歌舞伎」を昼夜通しで。
 その前に、去年の年の瀬に観た「ナイン」。以前上演されたものとはキャストも演出もガラリと改めての上演、目新しく面白く観ました。観念的な部分を削ぎ落として飲み込み易くした演出はなかなか良かったのではないでしょうか。力のある女優さんが揃って華やかな舞台に仕上がっていました。
 「シャドーランズ」は哀しい深い愛の物語。人の命について考えることはとても重くつらいことなのだけど、芝居という架空の世界を通じてでも考えてみる機会を与えてもらうのはありがたいことです。自分や家族、大切な人の命がいつか終わる日が来るということを、たまには逃げずに正面から見つめてみないといけませんね。メメント・モリ。
 「浅草歌舞伎」はいきなり「草摺引」の威勢のいい大音声で始まり、お正月早々景気がよくていいや! 歌舞伎役者の思いっきり張った声ってホントに聞いてて気持ちがいい。こんな声を出せる現代演劇(ストレートプレイ、ミュージカルを含め)の役者がどれだけいますかね? 歌舞伎と現代劇では技法が違うとも言えますけど、同じように舞台上で演技をする役者として鍛錬を重ね、とてつもない底力を身につけているのは歌舞伎役者の方だなぁと思うことがしばしば。それはさておき、歌舞伎の世界には曽我五郎という大人気キャラがいて、彼を主人公にこの「草摺引」を始め長いのや短いのや様々な物語が作られているのですが、とにかくコイツ、いついかなる時も張り切ってる。力んでる。めちゃくちゃ気張ってる。出で立ちもやたらとハデだし。なんか最近、好きになってきた(笑)。目当ての中村亀鶴さんの見せ処は夜の「悪太郎」の智蓮坊。亀治郎さんの悪太郎の自由奔放な踊りと対照的に端正で上品なユーモアを漂わせた踊りが白眉でした。「忍夜恋曲者」の中村勘太郎・七之助兄弟も良かったです。
 金杯の予想は京都の方が狙い的にはズバリでした(笑)。シンザン記念は全然わかんないのでシンプルな名前で行きましょう。ガルボ、シャイン、レト。エスカーダも入れとくか。ひでぇ予想(笑)。フェアリーSはけっこうイレ込んでますよ。だってメジロオードリーとアドマイヤテンバが出るんですもん。しかしボンジュールメロンって名前が気になってしょうがない…。

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2010.01.05

初詣

Jinja
 今年の初詣は内藤新宿の多武峯(とうのみね)神社にしました。その昔、徳川家康が家臣の内藤氏に「馬でひと息に走れただけの広さの土地を与えよう」と約束したところ、内藤氏の駿馬は今で言う千駄ヶ谷・代々木・大久保・四谷の一帯を一気に走り回って広大な領地をもたらした、とのこと。その馬が疲れ果てて息絶えた場所に埋葬され、その塚があるのがこの神社であるという謂れがあり、前から一度訪ねてみようと思っていたのです。小さな神社ですが、立派な神馬堂や駿馬塚があって、相殿神としてタケミカヅチの神も祀られているので、馬大好きな競馬モノの初詣にはピッタリの穴場ではないでしょうか。
ShunmedukaShinmedou
 こちらが駿馬塚と神馬堂です。
Jinjaneko
 境内にかわいい黒ネコちゃんがいて、人懐っこく寄り添って来たのでしばらく撫でくり回して遊びました。

 さて、いよいよ2010年の競馬が開幕ですね。今年も私の予想が皆様の“切る要素”のお手伝いになれば…(笑)。中山金杯はシェーンヴァルト、サニーサンデー、レオマイスター。京都金杯はシルコレのお誘いも近づいているのではと思わせる気配のスマートギアの動向を見守るのみで。
 ちなみに本日の@niftyネットカフェ逍遙馬道はお休みとさせていただきます。

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2010.01.01

A HAPPY NEW YEAR!

2010
 皆様、新年あけましておめでとうございます! 去年の私を漢字ひと文字で表すなら「追」ですかね。ハマッた芝居が何本かあり、今まででも珍しいくらい通いつめましたっけ。楽しかったなぁ。今年もそんな出逢いがあるといいなと思ってます。もちろん、競馬の方も。とりあえず今のところ「追」うつもりなのはローズキングダム君です。「馬なり〜」他、仕事の方もがんばって楽しいものを描いて行きたいと思っていますので、応援よろしくお願いします!!  ちなみに今年の観劇初めは加藤健一事務所「シャドーランズ」の予定です。浅草歌舞伎も行くぞー!

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