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2009.07.26

愛と青春と美に触れる

ZukamovieLalique
 また私に似合わないblogタイトル(笑)。「愛と青春の宝塚」映画版を観て来ました。新宿コマ最後の公演として上演された時は1回しか観られなくて「別のキャストでもう1回観たかったなぁ」と残念に思っていたところが、舞台をそのままの形で撮影して映画館で上映する、いわゆる“ゲキシネ”で観られることになり、大喜び。しかも映像で収録するということは役者さんのいろんな表情をアップでいろんな角度から観られたりもするわけですよね。この舞台は日本で制作したオリジナルのミュージカルとしてはかなり出来の良い作品で、そういう点でももう一度観たかったし、たくさんの人に観てほしいと思ってたんです。笑ったり泣いたり、やっぱり良い作品でした。お目当ての石井一孝さんは大劇場向けの大きな芝居をする人だと思ってるんですが、アップで顔の表情などよく観ると丁寧に繊細な芝居をしておられることもよくわかり、そんなところも面白かったです。現在丸の内東映で上映中で、この後全国に回るそうです。お近くに来たらぜひごらんください。
 翌日は国立新美術館の「ルネ・ラリック展」へ。大好きなんですよーラリック。今回はさすがに国立の美術館が催すだけあって内容充実、個人蔵のものからかの有名なグルベンキアン・コレクションまで、アクセサリーや室内装飾品や香水瓶や食器等々様々なラリック作品が惜しげもなく所狭しと並び、壮観でした。宝石・貴石とエナメル等を組み合わせたアール・ヌーヴォー調の時代からガラスという自在な素材に出会ってのびのびと創作が出来るようになったデコ時代のものまで、実に見応えのある展示にウットリ。初公開の作品もあり、堪能しました。
 札幌で開催される函館記念。ここしばらく振るわないインティライミの起死回生を狙ってみようかな。相手はドリーミーオペラ、レジネッタで。ドリーミーオペラは複勝も厚めに買ってみます。こちらも近走、全然振るわないけど、ここらでイッパツやっちまったりしてくれないかな。

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2009.07.19

人生捨てたもんじゃない

CocoBeeGeorge
 今週はミュージカルを3本。共通点はいずれも「人生、自分をしっかり生きてりゃそれほど諦めたもんでもないな」と思わせてくれるってとこでしょうか。
 まずはココ・シャネルを主役にした「COCO」。年をとって時代遅れと揶揄されたシャネルが復帰コレクションに大失敗しながらもファッション界に返り咲く物語。深みのあるテーマを軽妙に見せる演出、この年齢で素晴らしい当たり役に巡り会った鳳蘭さんの名演、良い舞台でした。これは鳳さんのために長く上演し続けて欲しい作品です。次にアメリカの小学生のスペリング大会を描く「スペリング・ビー」。一見こまっしゃくれた天才風に見えて実は色々な問題を抱えている子供たちそれぞれの事情もうまく描かれ、実力派のミュージカル俳優さんたちはもちろん、ミュージカル専科ではない役者さんたちもなかなかのレベルでテンポの良いとても面白い舞台でした。基本的に馬鹿ミュー(褒めている)なのだけど、感動する場面も満載。うっかり感動してたら肩すかしされたりして、そういうところも楽しかったです。そして「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」。こちらはミュージカル界の巨匠ソンドハイムの作品で、芝居慣れしてない人にはやや難解かなと思われますが、芸術に立ち向かう人、人とまともに向かい合えない人、そして時代や過去に繋がろうと努力する人、いろいろな人間の心の影や日の当たる部分の輝きなどが見て取れて、色々と感じるところのある大人のための舞台でした。主演の石丸幹二さんは春にドはまった「ニュー・ブレイン」以来ですが、端正なお顔立ちにやはり端正な役作りでステキな役者さんですね。これからも出演作はチェックして行こうと思ってます。
 アイビスSDはとにかくカノちゃんことカノヤザクラの応援。相手にはシンボリグラン、サチノスイーティーあたりで。

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2009.07.11

公営2題

TanoshikuOoikoukoku
 今週は公営競馬方面のお話。まずは写真展「楽しくなさそうにはしていない猫〜船橋競馬場の猫たち」に行って来ました。船橋競馬場の厩務員さん・津乗健太さんが撮った馬と猫と厩舎まわりの写真です。のんびりとした風景の中で馬が猫を見ていたり猫が馬を見ていたり、お互いに見ていなかったり。その空気感がとってもイイ感じでした。猫と仲良しの馬の話ってよく聞きますよね。猫と馬、あんなに大きさの違う動物同士、お互いをなんだと思ってるのかなぁ…聞いてみたいものです。
 そして木曜には久々に大井競馬場へ。TOKYO CITY KEIBAって呼ばなきゃいけないのか…でも私の中ではどうもいつまでも“大井競馬”ですね。モノレールの駅を降りたらいきなりコレ(画像参照)で、のけぞりました。モノレール利用の大井ファンにはいつも見ていただいてるのですね、ありがとうございます。珍しく熱心にパドックを見て検討して馬券も買ってみたのですが、いやはや全然当たりませんでした…コレ!と思った馬が必ず2着か3着なんですよ。ビミョーに見る目がない(笑)。グッズショップでばん馬のぬいぐるみ買って、白モツ串とか大判焼きとか食べて、たっぷりエンジョイしました。そういえば新スタンドができてから行ってなかったのか私…もったいないことをした。
 七夕賞はここんとこ連続フタケタ着順の苦境をどう跳ね返すかエリモハリアー、紅一点で織姫は私よと張り切ってるはずのアルコセニョーラ。シャドウゲイトと3角買い。プロキオンSは…これ何回書いたら的中する日が来るんだろうか、オレ様のホットなプレイはいつ見せてくれるのでしょうかタマモホットプレイ。トシもトシながら彼なりに調子は上向きのような気がするんですが。先週の熊沢騎手の美談の尻馬に乗るんでもなんでもいいから、なんとかしてください。相手はユタカさん頼みでランザローテで。

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2009.07.04

当たっちゃった〜

Umaotedama
 いつも読んでいる雑誌で映画「三本木農業高校、馬術部」ノベルティーグッズの馬お手玉のプレゼントがあったので応募してみたところ、当たっちゃいました! 牡牝1個ずつ、衣装の色はもちろん耳のつけ方も変えてあって、すごくかわいいです。あまり大きくないものを中心に馬のぬいぐるみをコレクションしています。そのうちここで公開しようかなーと思ってます。
 ラジオNIKKEI賞はなんだか珍名馬フェスティバルみたいになってますね。こんな時は素直に珍名馬を買ってみよう。本命はもちろんワシャモノタリン。イコピコ(頂上、という立派な意味があって実は珍名でもなんでもない)、スーパーシズクン(NHK静岡のゆるすぎるマスコットキャラクター=しずくん)、ケイアイドウソジン(散歩で道ばたのお地蔵さんや道祖神を眺めるのが好きです)…うーん、イイ感じに緊張感がない(笑)。
 函館スプリントはここんとこ振るわないブラックバースピンを見守りたいと思います。相手はスピニングノアール。
 

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