I hope I get it!
映画「ブロードウェイ・ブロードウェイ〜コーラスラインにかける夢」を観て来ました。ブロードウェイでロングラン公演記録を樹立したミュージカル「コーラスライン」が1990年のクローズ以来、16年ぶりに再演されるにあたって、そのオーディション風景を克明に撮影し、ドキュメンタリー映画に仕上げた作品です。舞台に登場するたった19の役を求めて3000人の応募があったそうです。昨日オーストラリアからブロードウェイまで来たんだ、という人がダブルピルエット1回見せて振り落とされる厳しさ。観ていて恐ろしくて恐ろしくて、なんとまぁこの人たちはどうしてこんな厳しい世界に挑むのだろうと震える思いでした。ダンスのオーディション場面を観ても、なるほどひと目であーコリャだめだ、という人もいる。ものすごく踊りのテクニックはあっても「役に合わない」とか「色がつき過ぎている」とかの理由で落とされる人もいる。かと思えばオーディションの課題の台詞で審査員が泣いてしまうほど感動させ、即断で役を得る人もいる。私のような馬鹿者演劇ファンが舞台を観てはあれやこれやと口さがなく悪口を言う、その舞台の裏ではどれだけの人が悩み苦しみあがきながら作品を作り上げて行ってるか…それを考えると、土下座したい気分になりました。とか言ってこれからもまたどうせ舞台を観てはあーだこーだと言うのでしょうけど(苦笑)。「コーラスライン」は良く知っている作品なので振り移しの場面など観て「ああ、あのステップはこういう構成で出来てるんだ」とわかったり、ダンサーの巧拙で踊りの仕組みが際立って理解できたりするのも楽しかったです。最終オーディションに勝ち残った人たちの踊りはそれはもう、さすがとしか言いようのないものでした。
エリザベス女王杯の予想は公式で。京王杯2歳Sはバイラオーラを応援します。母馬のバイラリーナも応援していた馬でした。バイラリーナはスペイン語でバレリーナ。バイラオーラというのはフラメンコの女性の踊り手のことです。荻野リサさんのファンですから、この名前は買い!です。
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