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2008.10.25

観劇史上・至上の感激

Owsset
 加藤健一事務所「詩人の恋」3演め。9月の本多劇場での公演ももちろん観ましたが、紀伊國屋サザンシアターに場所を移しての公演はまた気持ちを新たに観ることができました。何度観ても楽しくて重苦しくて、なのに軽快でずっしりと感動できて、笑えて泣けて…本当に良い作品です。あまりにも作品そのものにハマッてしまってフィッシャー・ディースカウが歌うシューマン作曲の歌曲「詩人の恋」のCDも買ってしまいましたし、英語の戯曲も手に入れて、ご出演の加藤健一さん&畠中洋さんのサインを頂戴しました。宝物だ…嬉しいなぁ。11月から12月半ばにかけてまだまだこの舞台は日本中を旅公演して回ります。お近くで上演するのを見つけた方、ホントにぜひぜひご覧下さい。私の長〜い観劇人生の中でも5本の指に入る大好きな舞台です。
 菊花賞の予想は公式にて。土曜の冨士S、昔はJCを占うちょっと面白いレースだったのに、最近なんだか影が薄くありませんか? ついにG1を射止めて勢いに乗るウォーエンブレム産駒、ショウナンアルバを応援したいと思います。ここ2戦大負けしてるのは相手が強かったからでしょう。ここもそう楽だとは言えませんけど…同じくここ数戦奮わないドリームシグナルを相手にサブジェクトなども絡めて珍しく穴狙い。前から名前が気になってしょうがないホッコーソレソレーなどもちょびっと買ってみます。

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2008.10.19

激情の劇場

Lastsaigon
 今期3度めの「ミス・サイゴン」を観て来ました。今回のキム役は「ペテン師と詐欺師」で可憐にして華麗な女詐欺師・ジャッカル嬢を見事に演じてくれたソニンちゃん。舞台演劇で着々とキャリアを積みつつある彼女がこの大役をどう演じるか、とても楽しみでした。幕が開いて、まず舞台に広がる酒場(実態は売春宿です…)に連れて来られた彼女を観て、いきなり「ああ、この子は泥水の中を這いずって逃げて来たんだ!」と感じました。今までに何度かこの舞台を観て何人かの女優がそれぞれの方法で表現するキムを観て来てますが、そんな風に感じたのは初めてです。存在感が恐ろしいほどリアル。なんというか…泥や油や血ヘドの臭いのするようなキム。この物語の大きな柱である米兵とのラブロマンスも、恋愛というよりもまだ幼さの残る平凡な女の子が戦火の中を半狂乱でやっとここまで生き延びて、目の前に現れた幸福へのチャンスに全身でしがみついた、という感じ。山場の生死に関わるような展開の時には今にも飛びかかって来そうなケダモノじみてさえいる。華やかな大作ミュージカルの舞台の上の表現としてはこれはどうなのかと疑問を感じる部分も少なくはないのだけど、それを超える強烈で圧倒的な説得力にガツンとやられました。なんだか物凄いものを観ちゃった…という印象です。魂を底から揺さぶられるようですっかり惚けてしまったカーテンコール…キャストが投げてくれるお花が胸元に飛び込んで来ました。忘れられない観劇経験の出来た夜です。
 秋華賞の予想は公式で。府中牝馬Sはキストゥヘヴンにカワカミプリンセスと「昔の名前で出ています」ってな感じのチョイスで行きます。

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2008.10.12

色々と楽しみです

Saigonres
 池袋のベトナム料理の名店「サイゴンレストラン」に行きました。日本でエスニック料理が流行し定着するよりもずいぶん前からあるお店ですが、行くのは初めて。生春巻とカニ入り焼き春雨を食べました。生春巻は香草の香りが強くて甘辛2種類のソースもおいしい。アッというまに食べ終えた頃に運ばれて来た焼き春雨が画像のとおり…見てびっくり、アツアツの土鍋いっぱいに入った春雨の表面に見えるツブツブしたもの、これ全部カニ肉ですよ。いいダシがたっぷりと春雨に染み込んでいて、ひと口食べて「う、うまい!」と目を瞠りました。今度は友達と一緒に行ってもっといろんな料理をたくさん味わいたいです。
 毎日王冠、ウオッカ始動! 楽しみですね。ドリームパスポートに三浦皇成騎手が乗るのも楽しみ。土曜の競馬中継を見ながらあと1勝で新人最多勝利記録タイと聞いて「やっちゃえやっちゃえ」と無責任にはやし立ててたらホントにメインレースで達成してしまってビックリ。さすがに生半可じゃないですね、この新人。最近やや影の薄いパス君をどう導いてくれるか。お願いします。配当的にはドつまんないけどこの2頭だけでいいや。京都大賞典はこれといって買いたい馬が見つからず、見送ります。

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2008.10.04

しなすい!

Shinasui
 お天気の良い秋の1日、ふらりと思い立ってしながわ水族館へ行ってきました。周囲の水の公園の景色も美しく、清々しい場所ですね。水族館の規模としてはそれほど大きくはないのですが、入場してみると10数分おきにイルカやアシカのショーにペンギンやアザラシや各水槽への餌やりなど、イベントが盛りだくさんに用意されていて、あれも見ようこれも見たいと大忙し。常設の魚たちを見る時間を計算して捻出しなければならないほどでした。ハロウィン企画や期間限定の展示も豊富で、できるだけたくさんのお客さんに来てほしいという意欲を感じました。その日のうちなら何度でも再入場OKというのも丸1日楽しんでくださいという姿勢の現れですね。スタッフもにこやかでキビキビとしており、気持ちのいい施設でした。イルカのショー、とっても楽しかったです。アシカのシーナ嬢の芸風がすっごく激しくて大笑いしました。実は訪れた主な目的はクラゲが見たかったのです(笑)…大好きなのだ、クラゲ。見てて飽きない。これも大好きなチンアナゴもいたし、家に「釣りキチ三平」が全巻揃ってる身の上としてはヤマメやニジマスやカジカでさえ萌え萌えだ。
 スプリンターズSの予想は公式にて。土曜のシリウスSはとにかくユキチャンやいかに、ということにつきますが、脳内で勝手にイイ奴ということになっているイイデケンシン君も気になります。そして何より気になるのは凱旋門賞…サム君、がんばれよー!

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