硬・軟、幅広くね
今週は映画を2本。共通点は…ない(笑)。
1本めは「12人の怒れる男」。1957年作のシドニー・ルメット監督の同名映画が私は大好きなのですが、ロシアのニキータ・ミハルコフ監督によってこのほどリメイク版が作られたとのことで早速観て来ました。良いところは生かし、そこへ現代ロシアの社会問題などを盛り込んでなかなか意欲的な作品になっていたと思います。人種差別や民族紛争からそれぞれの家庭内の小さな問題までフォーカスを広げたり縮めたりして見せながら交錯する男性12人の様々な人生模様が興味深く、引き込まれました。客席の年齢層が極めて高かったことが印象的です。こういう層を呼び込む映画ってイイですよ。
もう1本は「デトロイト・メタル・シティ」。私の好きそうなバカ映画(誉めてるんだってば)だ。いやぁ…あの松山ケンイチって役者はなんかよくわからんけどナニかがあるような気がするな。なーんか普通じゃない。いろんな意味で。ライブ映像がカッコよく、動きがすごくミュージシャンっぽい。あれホントに歌ってるんですか? ガールズパンクバンドのヴォーカルの子がすごい美人でこれも動きがカッコイイなぁと思ってたら「かもめ」で散々観倒した美波ちゃんだった(笑)。そしておまけにメタルの帝王がジーン・シモンズとは、知らずに観ておったわい。
新潟記念はエリモハリアーを応援します。でもここで勝っちゃうと秋の天皇賞への苦境にならないので、連ヒモ止まりにしておきますか…ではマイネルキッツ、コスモプラチナを頭に置いて馬連で2点って感じで。
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