しがねぇ恋の情けが仇
浅草寺に初詣してから、今年も初観劇は「新春浅草歌舞伎」。今回も私のような歌舞伎初心者でもなんとなく小耳にはさんだことのある白波五人男、吃又(どもまた)、木に縛られたお姫様が桜の花びらを集めてつま先で描いたネズミが縄を食い切って助けてくれるエピソードの出てくる「金閣寺」、そして「死んだはずだよお富さん」の歌で有名な「与話情浮名横櫛」と興味をそそられる演目が揃い、見応え充分でした。いやぁ、お富与三郎がハッピーエンドとは知らなかった(笑)。お目当ての中村亀鶴さんは昼・夜で三役つとめるうち「弁天娘女男白波」の鳶頭・清次がスッキリしていなせでステキでした。お年玉ご挨拶では舞台から紋付き袴のままポンと横にトンボを切って客席通路へ飛び降りて見せ、場内が沸きました。かっちょええ〜。
さてさて、新年の計は金杯から。中山はアドマイヤフジとエアシェイディを裏表。京都はアドマイヤオーラからディアデラノビア、サクラメガワンダー、そしてタマモホットプレイもちょっぴりね(笑)。
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