生きていることと死んでいることは
21日(土)から天王洲銀河劇場にて「錦繍」上演中。宮本輝さん(競馬ファンには「優駿」で有名ですね)の小説を「レ・ミゼラブル」の演出で知られるジョン・ケアード氏が舞台化したもの。原作は元夫婦だった男女の往復書簡によってそれぞれの来し方行く末が綴られているもので、いったいこれをどうやって舞台作品に作り上げるのかまったく想像もつかなかったのですが、いざ観てみるとこれが見事に立体的で映像的で濃密な舞台で息つくひまもなく「ああ、こんなふうになるのか!」と驚きと感動の連続でした。客層も落ち着いた初老のご夫婦など多く見かけ、こういう層がこういう芝居を観に来てくれるようだと日本の演劇の世界もまた新たな広がりを見せるなぁと嬉しくなります。主演の夫婦役は鹿賀丈史さんと余貴美子さんですが、登場人物すべてが主人公の手紙を文節ごとに分けて朗読するような形をとるので全員が主人公であり、さまざまな脇役もこなす。そういう構造も面白いのです。役者陣がまた実力派を揃えて見応えがあるんだよね。
小倉記念、久々なのは気になりますがここはやっぱり小倉牡馬(オトコ)メイショウカイドウに派手に太鼓を叩いてもらいましょう。2番手には思い切って以前から名前が気になってしょうがないホッコーソレソレー、そしてもちろん3着はヴィータローザ!…ってこれ書き飽きた(笑)。
ところで言うても詮無い事なれど、ジャンバルジャン土曜の新潟7Rでまた2着…私、賞金加算のシステムとかよくわかんないんでどなたかご教授ください、このコ秋はどうすればいいの?