古典(的)名作2本
舞台を2本観て来ました。1本めは「くたばれ!ヤンキース」。歌と踊りがいっぱいの古き良きミュージカル、とりわけ大柄な男優さんが大勢でドカドカ踊るにぎやかなダンスシークエンスの大好きな私は「Sholess Joe」や「Heart」「The Game」といったナンバーのセネターズナインの躍動感にウキャウキャ。監督役の光枝明彦さんは昔から大好きな俳優さん、暖かくユーモアに溢れてステキでした。本格的ミュージカルには初挑戦の矢口真里ちゃん、よく通る声でセリフが届き、踊りもキビキビこなしていて好感。宝塚退団後初舞台の湖月わたるさんは踊り映えする長い手足を武器に魅力的な主演ぶり。他の出演者もすべてが好演で、とっても楽しかったです。また観たいなぁ、同じメンバーで再演してくれないかな。
もう1本は「夏の夜の夢」。「レ・ミゼラブル」のジョン・ケアードが演出ということで興味を持って観てみました。比較的オーソドックスな演出だったんじゃないかな…いやぁ、それにしてもシェイクスピアの喜劇ってなんつーか、どうかしてるね(笑)。どうだっこんなコトになったら面白いだろっとウケ狙いで書いてるとしか思えません。素人芝居の一座の主演俳優の頭がロバになってしまうという珍妙な展開があり、そのかぶりもののロバの頭がかわいくてかわいくてのけぞり笑いました。ロバと馬は近しいおトモダチ、なんだか造形に惹かれちゃう。
ちょっと早くて出走予定段階ですが、エプソムCは穏当にデアリングハートでいっとこうかな。ダンスインザモア、ブライトトゥモローへ流しておきます。
The comments to this entry are closed.
Comments