対照的な2本
映画を2本観ました。1本は邦画、前から観たかった「ゆれる」を企画上映していたのでやっと観ることができました。日本人のイヤ〜なところをていねいに描いていて面白かったです。香川照之がホントに怖いぐらい上手くてなぁ…なんなんだろう、あれは。何か変なもの出てる(笑)…どこから出してるんだろう。やっぱりそれって“血”なのかなぁ。二世役者がみんな才能に恵まれてるかっていうとそんなことはないと思うのだけど、この香川さんといい先日舞台で観た松たか子さんといい個性的な魅力で映画や舞台に大活躍の寺島しのぶさんといい、歌舞伎の血って何か変な成分(笑)が入ってるに違いないと思わせるものがありますね。
もう1本は「ドリームガールズ」。ジェニファー・ハドソンがアカデミー賞の助演女優賞を獲ったばかりですね。そりゃ獲るでしょうと断言できるものすごさ、あの歌は圧巻でした。2時間半近くをまったく退屈させずにぶっ飛ばすテンポもいいし、ビヨンセきれいだしエディ・マーフィはびっくりするほど歌がうまいし、シュープリームスにはちょっと間に合わなくてもジャクソン5あたりは直撃世代だった私としてはモータウンソウルのナンバーが楽しくてそれだけでも大満足。ウキウキしちゃいました。
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