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2006.07.03

たどり行く今は心も乱れ候

Futaai
 荻野リサさんが長唄とコラボレーションする公演「二藍」(ふたあい)を観て来ました。フラメンコと長唄、どう考えても結びつきませんよね。私もいったいどんな舞台になるのか想像もつかず、頭からいっぱい「?」マークを飛び出させながらホールへ向かいました。ところがこれが本当に素晴らしい舞台作品に出来上がっていたんです。サパティアード(フラメンコのステップ)が邦楽の唄・笛・鳴り物と見事にシンクロしていて、和洋それぞれの表現方法の間に隔たりをまったく感じさせず、こんなに異なるジャンルの組み合わせでもこういう表現が出来るんだ!?と目を瞠りました。リサさんの踊りをホールの舞台で観るのは初めてですが、踊りが大きく表現力も圧倒的で、舞台に乗せて見映えがします。今日は「二人椀久」というテーマのせいもあってひときわ情感に溢れ、感動しました。画像は当日のシンプルなパンフレット、ホールのすぐ近くの清水谷公園(大久保利通遭難之碑があって私にはおなじみの場所)で満開のクチナシに演出を手伝ってもらいました。
 もうひとつ嬉しい報せ。ダンスインザムード、キャッシュコールマイルSおめでとう!

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