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2006.04.29

春の大一番

Pieta
 銀座・松屋で開催されている造形作家・もりわじんさんの個展「Heart Sutra」に行ってきました。今回は愛をテーマにハートのモチーフを用いた猫がたくさん出展されていて、とてもかわいかったです。写真は大作「ピエタ猫」。ミケランジェロのピエタにも負けず劣らずと言いたいほどの名作です。
 その足で丸善で開催中の「魅惑の大万華鏡展」にも行きました。国内外のトップレベルの万華鏡作家の作品が居並び、あまりの豪華さにクラクラしました。あああああ欲しい。でも気が遠くなるようなお値段です…。
 さて、ネット連載の「馬なり〜」はGW進行で次週執筆分がお休みになります。天皇賞を観た結果のマンガが描けないのはもったいないと思うのですが、なんらかの形で後の作品に反映したいと思っています。
 青葉賞はプロモーションの仔・アドマイヤメインとエイシンサンサンの仔・エイシンテンリューで行ってみましょうか。

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2006.04.23

万年筆フェチ

Penstation
 京橋にあるパイロット万年筆の「ペン・ステーション」ミュージアムに行ってきました。仕事柄というのもあるのでしょうが、私は文具・筆記具が大好きで、東急ハンズや西武LOFTなどの文具フロアに行くと怪しいくらい長時間ウロウロしてます。特に万年筆は見るだけでも楽しくて、丸善や銀座・伊東屋などでナミキのウン十万円の蒔絵のものやモンブラン・パーカー・ウォーターマン等の高級万年筆を飽かず眺めています。そんな私にとってここはパラダイスでした。しかも入館無料ですよっ。1階にはステキなカフェも併設。
 フローラSは正直、ちょっと微妙なメンバーですね。テイエムプリキュアの復権に期待。それとエルコンドルパサーの娘・ホーリーミストが気になります。

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2006.04.18

受け継がれて行くもの

Les_misnissei
 ひさしぶりに「レ・ミゼラブル」を観て来ました。鹿賀丈史さん&滝田栄さんがジャン・バルジャン役を卒業して以降は以前のように通いつめることはなくなりましたが、石井一孝さんがバルジャン、岡幸二郎さんがジャベールという組み合わせの時だけはできるだけ観るようにしています。
 役者が変わっても演目は生き続けます。でも私にとっての「レ・ミゼラブル」は前述の、私の愛する2人の役者が骨身を削って血の汗を流して築き上げたかけがえのない作品、2人の存在抜きには語れない舞台なのです。舞台の上の役者も客席を埋める客も年月を経るとともに確実に代替わりして行くとしても、私はどうしてもそこに先人の遺産を観たい。石井さんと岡さんは長いこと同じ舞台の上で大先輩がこの大役をどう演じて来たかを観て、総てを受け止めているはずの人です。その芝居には確かに大事な物が受け継がれていると感じます。熱い魂を胸の底に抱く誠実すぎるバルジャンと、品格を感じさせる怜悧にして孤高なジャベール。互いの呼吸を知り尽くした役者同士のスリリングな芝居の応酬。今は語る人も少なくなった、初演の頃の空気を想い出します。
 カーテンコールで並ぶ2人の晴れ晴れと美しい笑顔にお礼を言いたいような気持ちになります。ここにまた私の大好きな“対称的な性質の2人の人間が離れがたく結びつき合っているという関係”が存在します。

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2006.04.16

最後の桜

Sakura
 東京はすっかり桜も終わってしまいましたね。写真はヒロタの春限定・桜シュークリームです。やはり花より団子か、私。中のカスタードはあふれるような桜の香り。トッピングのピンク色のパウダーシュガーがかわいくて、食べる前に写真撮りたくなりました。演出を手伝ってもらったのは銀座・和光の桜のハンカチです。いよいよ明日は皐月賞ですね。

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2006.04.14

PRODUCERS GOES ON!

Producersm
 映画になった「プロデューサーズ」を観て来ました。楽しかったぁ。あの舞台を映画の料金で、しかも観たけりゃ毎日でも何回でも好きなだけ観られるなんて、信じられない幸せ…まだあと何回か観たいです。DVDを待つよりこの映画は劇場の大画面でバカ笑いしながら観たいんだよなぁ。日劇で私が観た時はエンドロールが終わった後、昨今の映画には珍しく拍手が沸き起こってました。あ、これから観るっていう人、絶対最後の最後まで席を立たないでね!
 皐月賞の予想は公式にて。マイラーズCはほとんど涙目になりつつ本命にローエングリン。ダンスインザムードとの1点で地にひれ伏してお祈りです。

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2006.04.13

久々の洋館シリーズ

Bouche
 またひとつ都内の洋館を探訪して来ました。大正時代の建造物で元・千葉男爵邸。現在は「ロアラブッシュ」というフレンチレストランになっています。前から行きたいと思っていて、やっと願いがかないました。フレンチのコースをいただくのも久しぶりです。「白身魚のポワレとホワイトアスパラガスのポシェ」が美味しかった〜。チーズも大きく切り分けてくれて、お腹一杯食べちゃいました。料理の味も絶品でしたが、やはり1軒屋レストランは建物が醸し出す雰囲気も御馳走ですね。連れが化粧室に案内してもらったところ、優美な螺旋階段を通されたそうです。わ、私も行けばよかった!(笑)

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2006.04.02

ダブルヘッダー

Bgame
 土曜は芝居を2本観ました。両方ともチケットとってくれたお友達、ありがとう!
 昼はミュージカル「ザ・ビューティフル・ゲーム」。主役がジャニーズの子なので客層は若い女の子がほとんどだけど、内容は北アイルランド紛争をベースにした重い話で、実はかなりとっつきにくいかも。そう言う私も北アイルランド紛争についてはリーアム・ニーソン主演の映画「マイケル・コリンズ」を観たぐらいの知識しかなく、この舞台を観たのもアンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲が目当てでした。正直、テーマの大きさ深刻さに比べて舞台上の問題の提示がずいぶんと矮小に感じられ、それは正直なところ役者たちの力量不足のせいかもしれないなと感じてしまいました。作品自体もそんなに魅力的なものには思えなかったかなぁ…初舞台の安良城紅さんは華のある美人さんだしとてもきれいな歌声で、これからもぜひミュージカル出演をお願いしたいです。
 夜は「ライフ・イン・ザ・シアター」。こちらは芸達者な2人の役者で楽しませてもらいました。劇場に生きる人、そこで生きる喜びと哀しみ。若い役者の成長と無意識なある種の傲慢さ、老齢に差し掛かった役者の執拗さと焦燥と苦しみ。芝居好きなら必見の舞台です。
 ダービー卿CTはテレグノシスにグレートジャーニー、それと今ちょうど出馬表を見てピンと来たリーアム・ニーソンつながりでコスモシンドラー(笑)。産経大阪杯はローゼンクロイツとアドマイヤジャパンで。

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2006.04.01

映画に何を求めるか

Bmountain
 話題作「ブロークバック・マウンテン」を観て来ました。カウボーイの話なので馬がいっぱい映るかな、というのと、まぁもうひとつの目的はおわかりになる方も少なくないかと思いますが(爆)←我ながらサイテー。
 感想としては「うーん…」でした。なんと言いますか…人生って誰もが思うように生きて行けるわけではなくて、どうしてそうなったのかわからないままに流されて最後の最後で真実に気がつくというこの映画のような人生は誰にでもありうることで、そういう人生の哀しさや苦しみを語ることも映画の役目かな、とは思う。でも私はどうせ映画を観に行くならキッパリした人生を自分の考えでまっすぐ突き進む人の潔い話を観たいです。観てる間中「シャキッとせぇよ!」と怒鳴りたい気分でした。ロマンなさ過ぎかのぉ、私。

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