お楽しみがいっぱい
今週は芝居を2本観ました。1本は韓国版「ジキル&ハイド」。韓国は昨今ミュージカルの上演もかなり盛んだそうで、向こうで上演したカンパニーをそのまま持ってきた来日公演です。日本版が骨の髄までしみこんでいる私ですが、ブロードウェイ版をビデオで観た時にも感じたように同じ演目をまったく違う出演者と言葉、違う演出や解釈で観るのは面白いものです。もちろん大筋は同じ話だけど演じる方の役の表現も様々に違い、これはこれでまた別個の物として楽しみました。本気で感想書くと果てしなく長くなりそうだからこのくらいでヤメとこ。
もう1本は「ハゲレット」(笑)…ってタイトルだけで笑っちゃうでしょ。シェイクスピアが劇作家だった頃って彼が書いてた脚本は当時の“商業演劇”そのものだったわけで、決して高尚な文芸作品ではなくて客のウケを狙った笑わせたりびっくりさせたりする舞台だったわけでしょ、っていう発想で、本当に笑わせるハムレットをやってみるという趣向です。とかくおゲイジュツを追求して「観せてやる」意識に陥りがちな演劇を「観てもらう(楽しんでもらう)」という姿勢に徹底してるのが潔くて、心から笑えました。
さぁて、そうこうしてるうちにディープインパクト始動ですね。ここはシンボリルドルフの日経賞みたいに笑っちゃうくらいバカ勝ちしてもらわないと困る。パス君・サム君が出るスプリングSも気になりますね。
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