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2006.03.28

さよならパソ通

Untitled
 3月いっぱいで旧ニフティサーブのパソコン通信サービスがなくなります。私がPCを使うようになったきっかけは、当時お世話になっていた競馬記者さんから「パソコン通信やろうよ」と誘われたことでした。ガーガーピーヒョロうるさいモデム、テキストオンリーの通信画面…「みかか」とか「テレホタイム」とか「課金地獄」「GO コマンド」とか、パソ通やってる人だけに通じる言葉もあったなぁ。フォーラムのオフにも参加したっけ。歴史、美食、芝居関係のフォーラムで友達もいっぱいできて、今も仲良くしてもらってる。打鍵がある程度早くなったのもリアルタイム会議のおかげでした。実は何を隠そう、今も「ComNifty」というソフトをメーラー代わりに使ってるんです…と言うと在りし日のパソ通をご存知の方には「えええ〜!?」って大爆笑されるんですけどね。画像はそのソフトのアイコンです。なんだかホントに想い出が多すぎて、パソ通がなくなってもこのソフト、捨てられないような気がします。そして、31日ギリギリまでパソコン通信、使ってやろうとたくらんでいます(笑)。

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2006.03.25

天才と、支える人

koshiji
 日生劇場にて上演中の「越路吹雪物語」を観ました。前からずっと観たいと思っていたのに縁がなく、やっと4演めで観ることができました。私はこういう対称的な性質の2人の人間が離れがたく結びつき合っているという関係の物語にものすごく弱く、なんだかもう連れてった母に恥ずかしくて顔を見せられないぐらいダダ泣きしてしまいました。岩谷時子さんを演じた高畑淳子さんは優しく一途でかわいらしく哀しく、素晴らしい好演。いい女優さんですよねぇ。池畑慎之介(ピーター)さんの越路吹雪はまさに乗り移ったようでした。実は私、越路吹雪さんの晩年の舞台を観ているんです…舞台も同じこの日生劇場で。
 高松宮記念の予想は馬なり公式にて。土曜の日経賞はヴィータローザの複勝を厚めに(笑)と、リンカーン&コスモバルクへ少しずつという消極姿勢。それよりやっぱり気になるのはドバイかなぁ…。

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2006.03.24

春の新G1焼き

jumboebisen
 25日からの中山開催でG1焼き(今川焼き)の新バージョンが販売されます。クリームあんの“マッキー焼き”は継続販売、そして新たな“会長焼き”は柴田善臣騎手クラブ会長のイラストです。みなさん、ぜひ中山競馬場地下道・ナッキーモールの売り場へ!…しかしご結婚なさって牧原→増沢騎手になったはずで、マッキーのままでいいのかなぁ?(笑)
 画像は限定発売のかっぱえびせんジャンボです。大きさを実感していただくためにまたもや競馬ブックと一緒に撮影してみました。これ、袋だけじゃなくて中身のえびせんも大きいんだそうですよ(まだ開けてない)。子供の頃からかっぱえびせんが大好きなので、ついつい買ってしまいました。こういうバカ企画、大好きなんだもん。

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2006.03.19

お楽しみがいっぱい

jhhage
 今週は芝居を2本観ました。1本は韓国版「ジキル&ハイド」。韓国は昨今ミュージカルの上演もかなり盛んだそうで、向こうで上演したカンパニーをそのまま持ってきた来日公演です。日本版が骨の髄までしみこんでいる私ですが、ブロードウェイ版をビデオで観た時にも感じたように同じ演目をまったく違う出演者と言葉、違う演出や解釈で観るのは面白いものです。もちろん大筋は同じ話だけど演じる方の役の表現も様々に違い、これはこれでまた別個の物として楽しみました。本気で感想書くと果てしなく長くなりそうだからこのくらいでヤメとこ。
 もう1本は「ハゲレット」(笑)…ってタイトルだけで笑っちゃうでしょ。シェイクスピアが劇作家だった頃って彼が書いてた脚本は当時の“商業演劇”そのものだったわけで、決して高尚な文芸作品ではなくて客のウケを狙った笑わせたりびっくりさせたりする舞台だったわけでしょ、っていう発想で、本当に笑わせるハムレットをやってみるという趣向です。とかくおゲイジュツを追求して「観せてやる」意識に陥りがちな演劇を「観てもらう(楽しんでもらう)」という姿勢に徹底してるのが潔くて、心から笑えました。
 さぁて、そうこうしてるうちにディープインパクト始動ですね。ここはシンボリルドルフの日経賞みたいに笑っちゃうくらいバカ勝ちしてもらわないと困る。パス君・サム君が出るスプリングSも気になりますね。

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2006.03.13

演劇の意味

hikarigoke
 下北沢の劇場ザ・スズナリで「ひかりごけ」を観てきました。画像でお馬ちゃんが「ヒ〜」となっているのは、とっても怖い芝居だからです。戦時中に実際に起きた難破船における食人事件を元に書かれた作品。重く厳しく、心にズンと来ます。先日の「エキスポ」では普通の人々が普通に生きて行く姿を観ることで人間って面白おかしくやがて哀しいモノだなぁとほのぼのと心を温めてもらい、今回は極限状態に置かれた人間を観ることで人が生きるということは凄まじいものだ、と突っ伏すような気持ちにさせられる。舞台演劇を観ることの意味はこういうところにあるのだと思います。

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2006.03.11

感激のソーキそば

zampa
 千歳船橋の「残波の風」という沖縄料理屋さんへ行きました。こぢんまりとした雰囲気のいいお店で足を踏み入れた時からイイ予感。ジーマミ豆腐、もずく酢、ソーキそばを注文。それぞれとても丁寧な仕事ぶりで、特にソーキそばはスープひと口すすっただけで目ん玉が飛び出しそうになるほど美味しかったです。今まであちこちで食べた沖縄そばの中でまちがいなく3本の指には入るでしょう。ダシの香りがすばらしくて大感激。しっかり煮込んだ本ソーキも最高。今度は友達を連れてって他の料理も食べたいなぁ。ランチもやってるそうで、お近くの方はもちろん、そうでない方もわざわざ足を運ぶ価値アリのお店です。太鼓判!
 中山牝馬Sは迷って大変だぁ…レクレドール、ライラプス、ディアデラノビア、ヤマニンシュクルあたりまでで我慢しときます。フィリーズR、とりあえずアルーリングボイスを切るわけには行かなそう。サンヴィクトワールと一騎打ちってことにしときましょうか。

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世界の国からこんにちは

expo
 加藤健一事務所の「エキスポ」という芝居を観ました。カトケンさんとこは海外戯曲の翻訳上演が多いのですが、今回は日本人作家の作品です。大阪万博の年、宮崎の片田舎の小さなお葬式で起こるドタバタを楽しく見せてくれました。客席もよく笑っていて、ほのぼのとした良い空気でした。こういう芝居を観ると市井の人々がいろんな失敗を重ねながら人生を生きて行く姿はみっともなくも愛おしいものだなぁと思います。
 実は私、小学生の時に大阪万博に連れてってもらったんですよ。懐かしいなぁ「人類の進歩と調和」。万博オタクな子供で、写真を見れば展示館の名前とテーマが全部ソラで言えたものです。今では全部忘れちゃった。でも開演前に客席に流れてた70年代のヒット歌謡曲はほぼみんな2番までスラスラ口ずさんでいた…まさかそんなもん覚えてると思わなかったよ、自分でも。こんなことに脳みその記憶容量を無駄遣いしてるのか、トホホホ。新しいことが覚えられないはずだ。

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2006.03.06

魂の歌

casa_E
 日曜はまた荻野リサさんの踊りを観に、高円寺へ。2ステージあるのに仕事の都合で1ステージしか観られず残念。最初にまず出演者3人で一緒に踊るのがそれぞれの個性が感じられて楽しかったです。リサさんの踊りはいつもながらに圧倒されるばかり。空気が熱くなる感じです。最近はカンテ(歌)にも興味が沸いています…この日は女性の歌い手(カンタオーラといいます)だったのですが、いったいこういう難しい歌をどういうきっかけで始めてどう勉強して行くのだろう、と……。
 という感じで知ったかぶって専門用語を使いたがる段階(笑)になってきたところで、フラメンコについての基礎知識をお勉強したいのですが、なかなか良書がみつかりません。ネットには良い手引きになりそうなサイトもあるのですが、私ぐらいの世代ってどうも“書物”じゃないと頭に入って来ないんですよね…今書店で見つかるフラメンコについての本はみんな踊る人のための入門書なんです。鑑賞者が知識として学ぶための本って、ないかなぁ。リサさんはシギリージャがお得意のようなのですが、私の場合「じゃあシギリージャって何よ??」というところから始めないといけないので…うーむむむ。

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2006.03.04

県庁さん☆

b_pouch
 映画「県庁の星」を観てきました。なんというか…よくある設定で予想通りの展開で予想通りの結末という感じの映画なんですけど、退屈させずに見せるという点で非常に手堅い作品でした。エリート意識の塊でイヤミな男だった主人公があるきっかけから三流スーパーの改革に乗り出していくあたりに爽快感あり。小難しいこと考えずにポップコーンでも食べながら楽しんで観るのが吉、でしょう。
 で、シネコンで観たので看板がなく、パンフも買わなかったので証拠写真がない。画像は角川文庫を2冊買うと必ずもらえるキャンペーンでもらった文庫ポーチです。かわいいでしょ。
 弥生賞はアドマイヤムーンとグロリアスウィーク。それとモエレソーブラッズの複勝。プラッズ君は以前TVで密着取材を見て以来、気になっている馬なのです。中京記念にはエアシェイディ&ローゼンクロイツという、ワタクシ的に地味に気になる馬が出てますね。

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