芸術の秋ですよ
ここしばらくの間、12月発売の単行本の作業に没頭する傍ら、合間を縫って舞台もいっぱい観て来ました。「眠らない音」「リトルショップ・オブ・ホラーズ」「マイ・フェア・レディ」「カッコーの巣の上を」「児雷也豪傑譚話」「ベルリン・トゥ・ブロードウェイ」…中でも秀逸だったのが「児雷也」。だって舞台の上でガマ・ヘビ・ナメクジ3竦み、着ぐるみが目を赤く光らせて見得切っちゃうんですよ。巨大ガマがパックリ割れた中から現れた児雷也が大鷲に跨って高笑いしながら宙乗りで天高く消えていった日にゃ、呆気にとられて大拍手するしかありませんでした…菊五郎は美輪サマをもう5倍くらい派手にしたような扮装で出てくるし、波切の剣はライトセーバーだし、なんかもう、全体的にどうかしてる(笑)…それにしても菊之助の児雷也のカッコイイことといったら…「胸のすくような」っていうのはああいうのを言うんでしょうね。すっごく面白い舞台でした。
単行本の作業はどうにか私の手を離れまして、発売を待つのみです。それと、中山開催ではお楽しみのアレの新作が予定されてます…アレですよ、アレ。食べてね!(笑←バレバレ)