2026.06.13

愛する作品と再会

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 今週もバラエティ豊かに。映画は3本。『モブ子の恋』は私みたいな薄情な人間が観てもキュンとするような、とても丁寧で心が暖かくなる作品。『廃用身』はこれ…老親を見送って自分も目に見えて衰えを感じる昨今、観なければよかったと頭抱えるぐらいの鬱展開でした。『スターウォーズ マンダロリアン&グローグー』はすっごく楽しかった。マンドーは笑っちゃうぐらい強くてカッコいいしグローグーはこれまた笑っちゃうぐらいカワイイし。ただ、私がそもそもスターウォーズがダメなのって通常運転で出てくるクリーチャーや異星人の見た目を気持ち悪いと感じてしまうからなんですよね…そんな私にはどんなに性格が好ましかろうとロッタはダメだったし、襲いかかってくる化け物がいちいち見ていたくないレベルであかん。それは辛かった…それでも今はやたらめったらXやYouTubeでグローグーの動画を観漁っております。やっぱディズニー+でドラマ版観なきゃだよなぁ。舞台はまず『BOOP!The Musical』…物語は他愛もないものだけどとにかく礼真琴さんが素晴らしい。普段宝塚は全く観ない私がたまたま縁あって彼女の舞台は4本とソロコンサートまで観ていて、それで知ってはいたけどまぁ歌が上手い、踊りが上手い、芝居が上手くて姿がキュート。これは彼女のこれからが楽しみです。今後はどんな作品に出るのかな…良作に恵まれるようお祈りしています。『喝采』はミュージカル『アプローズ』からミュージカル部分を除いてストレートプレイに仕立てたもの。ミュージカル版は私も大昔に観てます。今回の上演、池畑慎之介(ピーター)さんはさすがの貫禄でしたが、W主演と言うべき重要な役回りのイヴにそれらしさが充分でなく、全体的にお値段が安いなという印象になってしまいました、残念。最後に、この芝居を観て「私は“芝居を観る人”になろう」と心に誓った演目『カッコーの巣の上で』を、その舞台を観た当時は西武劇場という名称だったPARCO劇場にて…うーむ、これは感慨深い。『12人の怒れる男』同様、この演目については上演を知れば可能な限り駆けつけ、これまでにかなり様々なパターン、様々な演出、様々な俳優で観てきています。今回の間宮祥太朗さんのマクマーフィはマクマーフィらしさたっぷりでなかなか良かったです。江口のりこさんのラチェッド婦長はちょっと私の求めるラチェッド像とは違ったかな。今回のバージョン、随所に目新しい演出が盛り込まれて大変興味深く観ました。そしてやっぱり『カッコー』はいいなぁと思いました。

 土曜の函館スプリントSはルシード、クラスペディア、ウイングレイテスト。ここんとこ負けが込んでるけどインビンシブルパパも買っておこうかな。日曜は宝塚記念…とりあえずクロワデュノールは不動の本命としてアタマにドンと据え、ミュージアムマイル、レガレイラと固いところを買ってのんびり気分で観戦と行きましょう。

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2026.06.06

ヲタク的追求作品

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 今週はまず映画『箱の中の羊』。千鳥の大悟さんの芝居が良いと聞いて観たくなりました。確かにとてもナチュラルで気負わない構えない芝居で上手かった。まぁ充て書きというか、いかにも向いてる役ではありますが。映画としてはSFとしてもヒューマンドラマとしても中途半端かなぁ。えっ話そっちに行くの?という戸惑い。舞台は4本、劇団チョコレートケーキの『帰還不能点』はこの劇団のエッセンスをギュッと煮詰めたような名作で、やはり見応えがあります。第二次世界大戦開戦直前の状況が今の時代にそっくりで震え上がったりもしました。Pカンパニーの『闇の中に』は触法精神障害者の話。こういったテーマをあまり重くなり過ぎずにうまく伝えてくれていたと思います。青年座『Sの顚末』はタカハ劇団の高羽彩さんの書き下ろし。平塚らいてうを始め「青鞜」の時代に生きる女性達を活写した作品でとても面白く観ました。その日の夜に私のヲタク的追求作品である『十二人の怒れる男』。今回もまたイケメン俳優さんを取り揃えてブロマイド売っちゃうやり口でまたコレかといささかため息つきつつ、中村梅雀さんやモロ師岡さんや佐藤B作さんなどベテランも配してバランスも取ってるし…ところが、そこに頼ろうと思ったのにこのベテラン陣がだいぶブレーキになってしまった。あんなに怒鳴りっ放しでは観ている方が疲れてしまうよ。しかも今回は2幕ものにしてたっぷりの上演。もう少しメリハリつけないと。このところこの作品は少し内容を整理してコンパクトに上演する傾向にあり、久々にカット部分ほとんどナシのフルバージョンを観たわけですが、これは丁寧にやればいいってもんでもないんだなぁという感想。枚数合わせの写真は最近食べた焼魚定食。

 ダービーも終わってしまいました。が、G1は続く。日曜の安田記念はひたすらレーベンスティールの応援。シックスペンス、ステレンボッシュ、トロヴァトーレあたりと絡めます。

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2026.05.30

快作と怪作

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 ミュージカル『レッドブック 私は私を語るひと』を観ました。19世紀のイギリス、保守的な時代に自分らしさを解放して生きることを願い動き出す女性たちの姿を決して説教くさくなく楽しく生き生きと描いた快作でした。明るい空気感で全体的にエスプリが効いておしゃれで、オフブロードウェイあたりの作品かなと思っていたら韓国ミュージカルでちょっとビックリ。私にとって韓国作品はこれまでどうもソリの合わないものが多かったけど、この作品や少し前に観た『マリー・キュリー』は好き。国策として国からの後援を受ける形で新作が次々と発表される韓国、そんな条件下から今やどんどん新しい感覚の作品が生まれているようです。主演の咲妃みゆさんの歌唱力が素晴らしかった。ようやく思い切り実力が発揮できる作品と巡り会えたのかもしれません。映画は伊集院光さんがラジオで勧めていた『サンキュー、チャック』を。予告編を見て気になってはいたもののまぁそこまででもないかなと見送っていた作品でした。いろんな意味でかなり変な映画で、その意図するところの全てを受け止め切れたとは自分でも到底思えないのですが、なるほど伊集院さんのおっしゃる通り「なんだかわからないけど情緒が揺さぶられておかしくなる」感覚は私もありました。実はダンスシーンがとてもステキだったりもする。

 今週はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。皆さん、準備はよろしいですか? 土曜の葵Sはアンジュプロミス、ルージュサウダージ、シラヌイとまずまず人気薄ほ狙います。ダービーはロブチェンを頭に固定してライヒスアドラー、アウダーシア、バステール、無敗のコンジェスタス。これだけ挙げておけばどこか引っかかるだろうというさもしい馬券(笑)。目黒記念は微妙に買いにくいメンバーだなぁ。アマキヒ、ファイアンクランツ、ボーンディスウェイ、キングスコールぐらいでお茶を濁しておきますかね。

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2026.05.23

さよなら松竹座

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 大阪松竹座の『御名残五月大歌舞伎』に遠征してきました。楽しかったのは昼の『鰯賣戀曳網』と夜の『心中月夜星野屋』。中村屋さんは芸風が明るくてイイね。松竹座最後の公演に江戸からお招ばれという形だと思いますが、舞台がパッと華やぐようで、お客さんも心置きなく笑っていました。もちろん仁左衛門さんの『盛綱陣屋』や愛之助さんの『義賢最期』は充分に歌舞伎らしい重々しさを刻み込む演し物でしたし、夜の部最後の『當繋藝招西姿繪』は様々な名作歌舞伎のダイジェストが観られて劇場の最後を飾るに相応しいナイス演目でした。これでいよいよ松竹座とはお別れとなります。建物の外回り、内部、客席と舞台を目に焼きつけて来ました。しょーちまる…キミのことは忘れない。どうか“松竹座のしょーちまる”から“松竹のしょーちまる”にジョブチェンジして生き残ってくれぇ〜! 帰京して、明治座で『アイ・ラブ・坊ちゃん』。先週に引き続き、これも“何度も上演されてるけど初めて観る”やつです。うん、面白かった。よくできてる。でも…それ以上の感想が出てこないのはどうしてだろう。あまり何かを期待したわけでもないのにとても良かったのが『VISIONARY READING 手紙』。以前ミュージカル版を観ていたはずなのにあらすじもすっかり忘れていて(笑)、ほぼまっさらの状態で観ました。前にもこのBlogでえらい褒めたことのあるA.B.C-Zの五関晃一さん、やはり舞台での発声や佇まいや腹の作り方が素晴らしく、思いの外惹き込まれてしまうんですよね。不思議な役者です。共演したラブレターズの溜口佑太朗さんがまた上手くて、女優陣も良くて。これは昨今、拾い物でした。その夜に観たのが青年座の『第三の証言』。1954年の劇団の旗揚げに上演された作品のリメイク版とのことでしたが…これはちょっと私には何がなんだか。いや、話は普通に理解できるんです。でもこの作品が何を訴えたいのか、この作品のどこを面白いと思えばいいのか、私にはわからなかった。数を観る中にはたまにありますね、そういう相性の悪いものが。仕方ないです。ただし、無駄だったとは決して思わない。

 土曜、平安Sは人気でもロードクロンヌから行くしかないかな。アクションプラン、タイトニット、人気薄からはシュラザックを。日曜はオークス。今これを書いている段階ではスターアニスは前売り2番人気。彼女は強いと思うので本命にガチ据えにしてアランカール、ドリームコア、アンジュドジョワで行ってみよう!

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2026.05.16

いまさら初体験

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 何度か上演を重ねているミュージカル『レベッカ』を初めて観ました。クンツェ&リーヴァイの美しい楽曲、シンプルなミステリーを楽しく鑑賞。霧矢大夢さんのダンヴァース夫人はとても良かったです。こういう圧の強い女性をやらせたら天下一品ですね。続いてはこれも何度も上演されてるのに観るのは初めての『GYPSY』。大竹しのぶvs田村芽実の新旧舞台荒らし(もちろん褒めている)の対決にゴジラvsモスラを期待したものの、芽実ちゃんの本領発揮の場面が舞台ももう終盤になり過ぎていてもったいなかった。もっと全般にわたってガッツンとぶち当たってくれてたらもっともっと面白かっただろうにな。オーバーチュアから始まるミュージカルを久々に観た気がする。古風で好き。そして市川染五郎が挑む『ハムレット』。父も祖父も演じた役を彼も見事な感性で演じ切ってくれました。なにしろ板つきが良い。タッパもあって舞台映えがするし、歌舞伎で鍛えに鍛えた声とセリフ術は揺るぎなく、既に貫禄さえ感じさせる。この血筋に生まれた者としての覚悟を見せてもらった思いです。今後改めて現代劇からも引っ張りだこになるでしょうね、彼は。そしてオフィーリアの當間あみさんが美しい声と抜群の透明感でこれまた今後に期待させてくれました。本格的にミュージカルに挑んで欲しい。映画は評判の『ひつし探偵団』を。笑わせられて泣かされて、セバスチャンのイケメンぶりに惚れ惚れとし、ひつじたちの聡明さとバカさを堪能して楽しい時間をもらいました。これはおすすめ。みんな観てね。

  新潟大賞典はドゥラドーレス&シュガークンという固いところを押さえておいてサフィラ、ラインベック、シュトルーヴェと人気薄に流して遊びます。日曜のヴィクトリアMはボンドガール熱烈応援。エンブロイダリーは連ヒモと考えて、この人気ならオイシイんじゃないの?のチェルヴィニア、ヤネの新味でマピュースを買ってみましょうか。

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2026.05.09

美女と美男は芸能の花よ

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 双葉社の連載がGWで1回分お休みになったので何かエンタメ摂取に出向く先はないかと検索したら、なんと神保町のシネマリスで『シェルブールの雨傘』の4Kリストア版を上映してるのを発見。この作品、2023年上演の舞台版にかなりの回数通いました。映画も観たかったけどなかなか機会に恵まれず…まさか映画館で観られるなんて!とスッ飛んで行きました。フランス人の恋愛観との相違もあるのだろうけど日本人が演出して日本人が演じる舞台版に比べると主人公2人の恋もだいぶドライに見えてしまい、まぁ結末そうなるよなーという感じ。それにしてもカトリーヌ・ドヌーヴの輝くばかりに美しいこと。世界の映画史に永遠に残る美貌ですね。出演作を追いかけている幸田尚子さんが2人組ユニットを旗揚げした公演『杏仁豆腐のココロ』、初めて行く千歳船橋のAPOCシアターは1階がカフェでアート作品が並んでいたりして気持ちの良い空間。のほほんとした雰囲気で始まってハートウォーミングなお話かと思いながら観ていたらさにあらず、まもなく別れる夫婦のそれはそれは壮絶な物語でした。2人きりで話す間、距離を縮めては離れ、絶望を抱えてぶつかり合って弾け飛んではまた穏やかに距離をとって手探りで希望のかけらをたぐり寄せながら話し出す。相当な演技力が必要ですし、俳優同士の信頼感も必要でしょう。思いがけずずっしりしたものを観せてもらい、これからの上演作品も引き続き観て行きたいと思いました。5月の歌舞伎座は團菊祭、そして三代目尾上辰之助襲名披露公演。昼夜一気に観ました。。新・辰之助は姿も美しくやる気と責任感に満ちていて応援したくなります。贔屓の中村鷹之資くんは3演目に出演。中でも出色だった『助六由縁江戸桜』の朝顔仙平は軽妙な笑わせ役。朝顔をあしらったお衣装の姿もかわいらしくセリフも滑稽で、でも鷹之資くんがこういう役をやるとどんなにおどけていてもどこか品があってお行儀がよく、動きも声もキレイで観ていて実に気持ちがいい。この持ち味は他に変え難いと思います。それにしても團十郎の助六のイヤんなっちゃうほどの美丈夫っぷりよ。このBlogでは彼についてはわりと悪口書いてることが多いと思うけど、華のあることは掛け値なし、文句もなし。あ、昼の部1本めの『南総里見八犬伝』はもっと観たかったな。通しでやってくれないかな。ミュージカル『最強のふたり』、これはここしばらくで観た舞台の中でもトップクラスの良作でした。最初に配役を聞いた時は映画版の印象から「逆じゃないの?」とビックリしたけど、これで大正解でした。首から上と右手の指先しか動かせないのにあらゆる感情を豊かに表現する浦井健治くん、こちらは感情のままに自由に立ち振る舞う粗野な中年男を魅力的に演じる川平慈英さん、まさにタイトル通りの最強ぶりでした。少し観客をいじるメタな演出も楽しく、これは再演して欲しいです。

 土曜、エプソムCはステレンボッシュ、カラマティアノス、エピファニー。人気落ちてしまったけどオニャンコポンは応援したい馬です。京都新聞杯は強いとこで揉まれてきたベレシート、G1経験のあるアーレムアレスとバドリナート、巨体を利してコンジェスタス…といったとこで。日曜のNHKマイルCはここまで今年のG1はG1馬が勝ってきたという法則からすればカヴァレリッツォなんだけどね…うん、まぁ、これは押さえとくわ。ダイヤモンドノット、アドマイヤクワッズ、サンダーストラック、ギリーズポールまで手を広げておきましょうか。

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2026.05.02

史跡を守るボランティア

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 恒例、大久保利通公・墓所おそうじの会をこの春も無事に催行しました。今回は多分、史上最高の参加人数だったのではないかな…Xでの呼びかけに応えて全く初めての人から近々上演される大久保公が登場する舞台にご出演の皆様など多士済々がお運びくださり、にぎやかでなごやか、それでいてすばらしく機動的なお働きをいただいて広大な墓域がピカピカになりました。うううっ嬉しいなぁ。次回は秋です。興味のある方はXにての告知をお待ちください。この活動の宣伝をかねて中央エフエムの番組『シーボルトがやって来た!ヤァ!ヤァ!ヤァ!』にお呼ばれしました。リンク先でアーカイブをお聴きいただけます。出演回は第11回です。芝居は中野のテアトルBONBONで『軋み』を観ました。劇団チョコレートケーキの日澤雄介さんの演出だったのと、過日『人間失格』で非常に鋭利な演出を観せてくださった寺十悟さんが今回は役者としてご出演だったので、観てみました。手堅い歴史劇をきっちり作ったり美しい画作りで華やかなミュージカルを組み上げたりする日澤さんがこういうテイストのものも作られるのだなぁと感心しながらの観劇。寺十さんの演技もナチュラルな佇まいが素晴らしい。漫画家の話だったことも私には格別に興味深かったです。まぁ私自身はデビューまでの苦労とかアシスタントのアイデアを盗んで云々とかいう経験は全くないもんで、何か身につまされるようなことは全然ないのですけど(笑)。続いて東京芸術劇場の劇場ツアーに参加。仕込み中の劇場のスタッフの仕事ぶりや演目に合わせて形を激変させる小規模劇場空間の面白さを満喫させていただきました。私にとっては通い慣れている大好きなこの劇場が私が普段観ているのと全く姿を変えているのを目撃して、もっともっといろんなジャンルのいろんな演目を観なきゃもったいないなと感じました。枚数合わせの1枚はテアトルBONBONのすぐ近くにある歴史を感じさせる小さな和菓子屋さん「壺屋」の桜餅と栗蒸し羊羹。本当は柏餅も買ったんだけど写真撮らずに食べちゃった。ステキなお店でこの劇場の帰りには立ち寄ることにしています。

 土曜、京王杯スプリングCは人気でもファンダムから。ヤブサメ、ワールズエンド、人気薄からフリームファクシ。ユニコーンSはセイントエルモズからいこうかな。メルカントゥール、デールエルバハリぐらいにしとく。日曜は春天かぁ。某大馬主の長距離レース不要論的距離短縮提言が話題になっていましたが、私はあらゆる馬に様々な条件を提示してあげて欲しいと考えます。短距離の軽快さ、長距離の重厚さ。この条件では勝てそうにない馬がこちらの条件でなら勝負ができる。そういう可能性を広く考えてあげたいのです。伝統のレースの重みも含め、私はこの距離の春の天皇賞を大切に思います。ここはクロワデュノールを推したい。ヘデントール、ミステリーウェイ、エヒトまでは買っておきます。

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2026.04.25

恐れ入りました

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 今週は遠征も含め、硬軟取り混ぜてたくさん舞台を観たよ! まずは風邪っ引きを押して遠征した大阪・松竹座御名残四月大歌舞伎。贔屓の中村亀鶴さんが昼夜で3演目のご活躍。通る声で押し出しの良い『寺子屋』の春藤玄蕃が私の好みですが『河庄』では定評のある流暢な上方言葉を楽しませてくださいました。やり取りの間がいいんだよなぁ。しかし私はこの『河庄』って芝居のどこが面白いのか、全くワカラン!小春ちゃん、こんな男と心中なんてやめとけ!! 帰京して、大好きなドリアン・ロロブリジーダさんの初主演舞台『ドリアン・ドリアン』。軽妙なシチュエーションコメデイ。ドリアンさんは指の先まで神経の行き届いた身振りと芝居ぶりが堂に入っており、歌も演技も並外れて確か。今の活動内容で既にみっちりお忙しいのかもしれませんが、もっともっと本格的な舞台でドンと使わないともったいない人材だと思うんです。彼女の歌は本当にすごいぞ。あんなにドーンと声出る人、めったにいないぞ。続いてはミュージカル『奇跡を呼ぶ男』…正直に言うと作品そのものはそんなに面白いとは思えなかったのです。でも冒頭のマルシアさんのソウルフルな歌唱にはガツンと心を掴まれましたし、いやもうこれ何をおいても主演の竹内涼真さんの目をみはるほどのスタイルの良さ、トップクラスで活躍する芸能人の自信と確信に満ち溢れた振る舞い、『10DANCE』で注目されたダンスは言わずもがな歌もセリフも声はよく通るし、他に替えようのない華がある。これはちょっと主演の素材としての凄みそのものに気圧された感じです。私みたいななんか“通”ぶったバカに理屈を言わせない圧倒的な何かがあった。恐れ入りました。その夜は雨の中を下北沢の小劇場で『遊べや親のない雀』。数本の落語をミュージカル仕立てにした舞台。落語そのものの良さに助けられた部分もあったかとは思いますが、出演者の歌もしっかりしてましたし、こういう出し物に客席が全日満席って嬉しくなりますね。翌日もマチソワ、昼はPARCO劇場で『メアリー・ステュアート』。これは宮沢りえ&若村麻由美というゴジラvsキングギドラを観に行ったわけですが(笑)期待に違わぬ凄まじさでした。芝居が上手いのなんのって、なんつーかもう、怖かった。震えた。なんか凄いもの観た。何ひとつまともな感想が言えない。これもただただ恐れ入りました。夜はアガサ・クリスティの『ブラックコーヒー』。大好きな俳優である神農直隆さんがご出演。客も頭を使わされる推理劇、神農さん演じるジャップ警部が登場するとその瞬間に舞台が弾み出す。とても良いアクセントになっていて、この静かな会話劇にはやや大き過ぎる劇場の空間をその美しい声とのびやかな体躯が見事に埋めてくれてました。ちなみにミステリーにはてんで弱いので犯人推理には失敗した私である。

 いよいよ大久保利通公墓所の清掃ボランティアが4/26(日)に開催です。本当にほんのちょっと立ち寄って草むしりでもお手伝いいただけましたら助かります。9:30以降に現地までおいでください。私はたぶんどこにいても目立つように東京サントリーサンゴリアス(ラグビー)の真っ黄色のシャツを着てると思います。お声をかけてください。

 今週の競馬はG2ウィークですね。土曜の青葉賞はノーブルサヴェージ、ミッキーファルコン、シャドウマスターぐらいまでで様子見。日曜のフローラSはペイシャシス、ペンダント、ラフターラインズぐらいでここも弱気。マイラーズCはアドマイヤズーム、シックスペンス、ファーベントぐらいでここも弱気。いつも弱気。

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2026.04.18

単純な好奇心

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 大阪に来ています。明日は松竹座で歌舞伎鑑賞なのですが、風邪気味であまり元気がありません。あまりウロウロせずおとなしく予定だけこなして帰京しようと思います。先週はまず靖国神社・遊就館の特別展示『いななき』へ。戦争で人を助け、働いた軍馬についての展示です。最も厳しい現場で働く使役馬、あまり詳しい資料も公開されておらず、接する機会がありません。馬好きとして知識を得たい。彼らの果たした役割を知っておきたい。午年ならではの企画でした。その生涯の最後は残念な結末となってしまったわけですが、バロン西こと西竹一大佐とウラヌス号についてのコーナーは胸がしめつけられるような展示が並ぶ中に静かに咲き誇る花のようでした。翌日は練馬駐屯地の創設75周年記念行事『師団祭』へ。これは単純な好奇心で訪れました。音楽隊の演奏を聴いてラッパ隊の行進を見て、間近で見学した訓練展示の戦車の空砲の爆音に縮み上がり高機動車体験試乗でグワングワンVRパラシュート降下体験でヒェエエ等々して一日中楽しく過ごしました。トウチくん、かわいい。舞台は加藤健一事務所の『Flowering Cherry~夢見るチェリー』を。かわいらしいタイトルにはそぐわない、なかなか厳しい人生のひと幕…という感じかな。登場人物の誰一人として共感できる人がおらず、息子・娘・その友達の若手役者たちの演技はちょっと耳障りな発声で、これは残念ながらあまり心に染みない作品となってしまいました。カトケンさんの作品選びには全幅の信頼を寄せるところですが、意欲的に次々と発表される新作の中にたまにはピタッと来ないものもあるのは仕方ないです…。

 本調子でなく、早めに寝て明日の歌舞伎に備えたいので皐月賞の予想だけ。カヴァレリッツォ、フォルテアンジェロ、ゾロアストロ、バステールをこの順番で。

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2026.04.11

ファミリーの一員に

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  2週続けてラグビー観戦。ほんのり応援してるリコーブラックラムズ、今回の対戦相手はコベルコ神戸スティーラーズ。好機と見るや確実に攻め込み得点する力はさすがに歴史と伝統ある上位チーム。ぐぅの音も出ない完敗、脱帽。試合終了後、バックスタンドにご挨拶に来てくれた“敵”チームに向けてブラックラムズ応援団=ラムズファミリーが大音声で贈る「Go!Go!神戸!!」コールはとても気持ちの良いものでした。こういう空気の一員になれるからラムズ戦の観戦ではバックスタンドに座りたくなるのです。たまたまなんとなくの巡り合わせで選んだチームはなかなか応援のしがいがあるチームのようです。続いてずっとずっと観たかったのにどうしても時間が合わず、最終週にすべり込んだ映画『ナースコール』。当日映画館に向かう電車の運転見合わせにブチ当たり、急遽バスに乗り換えて映画館への到着もすべり込み。ヒィヒィ喘ぎつつがんばってギリギリ駆けつけただけある、これは見事な良作でした。観られて良かった。こういう小品の当たりは嬉しいですね。お次は舞台『汗が目に入っただけ』。アガリスクエンターテイメントの冨坂友さんが鈴木保奈美・蘭寿とむ・田中要次らを迎えて繰り広げるまったりお葬式コメディ…と思いきや、後半ビックリの展開が待ち構えており、怒涛の「えっえっ!?」で観客も手に汗握り…の、いろんな意味で問題作(笑)。実験的で画期的でアイデア溢れるとても面白い作品なのだけど、肝心の鈴木保奈美さんがどうもコメディセンスがあるように感じられず、面白いことやってるはずなのにあんまり面白くないんですよね。他共演者はほぼみんな面白いにも拘らず。うーん。ご縁あってアガリスクさんとの共同作業が続いている彼女だけど、私は正直あんまり食い合わせが良いとは思えずにいます。アガリスクメンバーでコメディセンス抜群の前田友里子さんがしゃべり出すと途端に舞台が弾み出す。間が良くてとにかく笑っちゃう。コメディエンヌというのは鍛えて作られるものではなく個々人の持てる資質なのかもしれません。資質といえばいつもアガリスクの舞台でなんとなく面白いんだよなぁと感じて好きだった伊藤圭太さん、今回中継アナ役で素晴らしく鮮やかなアナウンスぶりを披露してくださり、滑舌も声の張りも文句なしで「これは…!」となっちゃいました。これまではワンポイントくすぐり的にトボケた味わいが魅力だと思っていた役者の別の顔と高いスキルを見せてもらい、惚れ直した感じです。好きな役者が増えるのは幸せなことです。同じ日にミュージカル『天使にラブソングを』。大好きで上演される度に観ています。笑って泣いて一緒に踊ってなんとも楽しい気分で劇場を後にすることができる稀有な作品。今回は明治座での上演、作中に出てくる食べ物・フィリーチーズステーキを場内で観劇弁当として販売するという好企画があり、予約しておいて開演前に食堂でいただきました。おいしくて楽しくて、こういう遊びはイイなぁと嬉しくなりました。

 土曜、NZTはとりあえずロデオドライブが本命。ディールメーカー、ヒズマスターピース、ブルズアイプリンスヘ。阪神牝馬Sは昨年の桜花賞馬エンブロイダリーを頭にカムニャック、アスコリピチェーノ、クランフォードまで。日曜は桜花賞。仁川の桜はどんな感じ? 色々考えたんだけどドリームコア、スターアニス、アランカールら人気馬はどうしても切れない。そのまま買っておとなしく観てましょうかね。

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