俳優さんをリスペクト
映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』を観ました。実はドラマも、かつて日本映画の動員数トップを記録した映画も観ておらず、今まで全く通って来なかった作品です。今回これを観たのは仁狩英明管理官を演じる西村直人さんが観たかったから。ミュージカル『レ・ミゼラブル』でこの役者さんと出会ってから30年以上になります。歌もダンスもめちゃくちゃ上手くて、舞台『CLUB SEVEN』では抱腹絶倒の笑わせっぷりも唯一無二。ずっと応援している役者さんなのです。この映画でも冷徹な態度を崩さない高圧的なキャラクターを揺るがぬ姿勢で演じ切り、会議室を震わせるような怒号はそれはそれは見事な発声でした。舞台人として磨き抜かれた技術とハートを持っている、そういう彼を観られただけで観に行った甲斐があったというものです。映画の出来はまぁ…お金かけてるなぁ、過去作から追ってる人は楽しいのかな、ぐらい。舞台はまず名取事務所の『追熟しない果実』を。ここんとこイメージ的に名取さんらしくない感じの舞台が続いていますが、それもまた名取さんらしくなってきた…という気がする。これも小さな田舎町の小さな家族のホームドラマ、と見せかけて様々な社会問題を内包しているわけです。とにかく芝居が上手い人が揃っていて、激推し俳優の西尾友樹さんは黙っている時でもその内部に複雑な感情が渦巻いているのが見えるし、珍しく(?)普通の女性を演じている森尾舞さんはどうして舞台の上でこんなに普通に話せるのだろうと驚くぐらいナチュラルな演技が面白いし、鋭さのある役が上手い西山聖了さんはちょっと抜けたところのある男性を気持ちの良い軽みをもって観せてくれたし、竹下景子さんは柔らかみのある芝居で全てを受け止めていたし。ステキな作品でした。続いてはONEOR8の『台所の女たちへ』。ひとつの家の葬式の夜を舞台に60年に渡るその家の物語を行きつ戻りつ描き出す、台所コメディであり戦争を背景に人と人との繋がりとしがらみを炙り出すシビアなお話でもあり。最近は積極的に小劇場作品に出演している音無美紀子さん、こういうところで観るのは珍しいかなという榊原郁恵さんの両人はさすがに存在感あり。郁恵さんの娘役でここでもあいかわらずイイ味出してくれてたのがずっと注目し続けている幸田尚子さん。巧みな作劇で「家とは」「家族とは」「夫婦とは」と色々なことを考えさせてくれました。『台所〜』の同日、合羽橋道具街の「道具まつり」へ。スープボウルや蛍手の珍味入れなどをお手頃に購入できてホクホク。
今週は3日間開催ですね。土曜のサウジRCはみんな戦績浅過ぎて、ここは例によって名前だけで選ぼう。人気になりそうなフィリオソラーレは名前もイイね。歌舞伎で最近よく中村虎之介くんを観ているからニシノトラノスケ、自分でそう言うならそうなんだろうとハンサム(笑)。日曜のアイルランドTはカムニャック、チェルビアット、ラヴァンダ、ミアネーロ。月曜のスワンSはジョイフルニュースをアタマにダイヤモンドノット、ランフォーヴァウ、サンダーストラック。ネオトキオも面白そう。













































