2023.06.03

観たいと思ったら即、観る!

WehappyHazamaYevaduHamonKazbillboadYokohama

 今週は劇団昴『WE HAPPY FEW』から。作品はなかなかの大作で面白かったんだけど、役者陣がなんとも力不足で演目に見合ってなかった気がします。これ、宝塚の実力派OGを揃えて上演したら面白いものができるかも。続いて映画を3本。『はざまに生きる、春』…作中のあるポイントにどうしても最後までひっかかってしまい、釈然としないまま終わる。従って主人公2人の行方を素直に応援する気持ちになれず。インド映画『Yevadu』。タイトルは「誰だ!?」という意味で、RRRのラーム・チャラン様の美貌がたっぷり拝めるミステリー作品でした。テルグ語の映画で英語字幕しかついておらず、それでもシンプルな筋書きなのでそれほど困らずに楽しめました。『波紋』はかなり変な映画。事前に予告トレーラーを見てその変さを楽しみに行ったわけなので、まずまず満足。そしてBillboad-Live横浜で石井一孝さんのライブ。楽しかったー。これはシリーズ化して欲しいです。次回があったらお食事も楽しみたいな。横浜に行ったついでに洋館も少し見物。画像は旧横浜正金銀行。竣工は昭和11年なので、私の基準から言えば「築浅だな…」です(笑)。

 土曜、鳴尾記念はソーヴァリアント、フェーングロッテンという人気どころからヒンドゥタイムズ、ワンダフルタウン、スカーフェイスへ。日曜は安田記念か…ソダシはもちろん応援したいけど、馬券的には連ヒモに格下げします。さりとて名前を挙げるのはシュネルマイスター、ジャックドール、メイケイエールというあんまり面白味のない組み合わせ。

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2023.05.27

いつもワクワクドキドキを

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 もう何Rめ?と訊かれましても敢えて数えていない『RRR』応援上映。全く飽きることがなく、行ける場所で行けるスケジュールならまだまだ行きたいです。今回も楽しかった。マルワリポストカード少しお配りしました。ミュージカル『SHE LOVES ME』はちょっと古臭ささえ感じさせる名作。主演がどうにも弱いなぁと嘆息しつつも他キャストの支えのおかげで楽しく観ました。映画『最後まで行く』は観ててほとほと疲れたー。これ何度も言いますが、私はこんな人生を選ぶ人の気が知れない。平穏な生活を真面目に穏やかに生きていきたいです。『BACKBEAT』再演、これは良い作品だと思います。なんといっても役者陣が本当に演奏していて、それがとびきりソリッドでタイトなサウンドであることが素晴らしい。大好きな上口耕平くんが伸び伸びと歌って踊って、そしてびっくりするほどドラムが上手い。すごいなー。『其の女』は劇団チョコレートケーキの古川健さんの脚本、日澤雄介さんの演出。私は長崎の被爆2世なので、原爆にまつわる話の演劇はひとつ違う覚悟で観ているつもりです。大きな重たいテーマを1人の女性の語りに焦点を絞った作品、主語をミニマムにしたことで改めて見えてくるものがありました。数合わせのおいしいものの写真は下北沢で食べたハニーチーズナンと海老カレーのセットです。

 さぁ、いよいよダービー。私はドゥラエレーデから行ってみようかなと思ってるんです。ファントムシーフ、タスティエーラ、トップナイフ。皐月賞馬は思い切って切ります。土曜の葵Sはペースセッティング、ヤクシマ、人気薄からエレガントムーン。日曜の目黒記念はライラック、ヒートオンビート、サリエラ、ラストドラフト、ユーキャンスマイルまで。

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2023.05.20

ヲタクかくあるべし

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 今週は映画週間。12日(金)は所用があって外出、ちょいと調べたら柏のキネマ旬報シアターで『RRR』の応援上映をやるではありませんか。どうせ家を出てるなら、と太鼓と鈴抱えてちょっと足を伸ばしてみました。小さな映画館で16:20という中途半端な時間の上映開始でお客さんもあんまり入ってなくて、シャンシャンしてたのは私だけだったかも…もしかして初見のお客様がいたらこの映画の音楽にはずっとシャンシャン鈴の音が入ってるんだと思わせてしまったかも…すみません。でもチケット購入の窓口で応援上映であることは懇切丁寧な説明があったから、だだだだ大丈夫だよ、ね? 大好きなリーアム・ニーソンの新作『MEMORY』、これは残念ながら私はあんまり面白いと思えなかった。リーアムの顔立ちは深い懊悩を抱いたキャラクターも似合うのだけど、今回の主人公の闘う上でのディスアドバンテージが肉体の衰えによるものだという設定なのはやはり見ていて辛かったですね。彼ももう高齢だからさ。さらに1本『推しが武道館いってくれたら死ぬ』…これはすんごく良かった! 私も今で言う“推し”をずっと推してきた人生で、でもどうしても推したら推しただけ認知されたいとかファンサが欲しいとか見返りを求めてしまうダメなファンで。ただただ好きで応援する、推しのためになるならできる限りのことをするしどこまででも行くというこの映画のヲタクたちの純粋さがまぶしかった。心に刺さる金言がたくさんあり、もう一度初心に立ち返って誰かのファンとしてその人を応援するというのはどういうことなのか、振り返ってよくよく考えなければならぬと反省しました。さて、その推しの1人として大きな存在である鹿賀丈史さん主演の舞台『生きる』は黒澤映画の舞台化であり、その映画のリメイク版である『生きる LIVING』には主人公が残りわずかな人生で少しでも楽しみを見つけられないものかとフォートナム&メイソンで食事をするシーンがあります。それで観劇友達と一緒に「F&Mの東京店でアフタヌーンティーしよう!」となるアホなヲタク(笑)。おいしいサンドイッチ、スコーン、ケーキとびっっっくりするほど香り高くおいしい紅茶。ステキな時間を過ごしました。

 いよいよ競馬も春の最高潮。土曜の平安Sはノットゥルノ、ヴァンヤール、カテドラル、ロードヴァレンチ。日曜のオークスはさすがに素直にリバティアイランドからにしておきますが、気持ちはディープインパクトのラストクロップであるライトクオンタムに置く。リバティに勝ったことがあるのをみんな忘れてるんじゃないのかと叫びたいに違いないラヴェル、イッパツあるならこれかなと思うソーダズリングまで。

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2023.05.13

外国映画と伝統芸能と

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 映画『EO』を観た時にロビーにディスプレイされている情報を見て面白そうだなと思い、翌日に同じ映画館で『セールス・ガールの考現学』を観ました。モンゴルの映画だそうで、なかなか良かったです。主人公が心の変化とともに容姿もどんどん変わっていくのがステキでした。以前通ってたミュージカル『アラバスター』の元ネタの一部となっていた歌舞伎の『籠釣瓶花街酔醒』は舞台を観ていなくて、この度シネマ歌舞伎でやることになったので観に行きました。勘三郎、玉三郎、仁左衛門という好キャスト。あーなるほど、これは手塚治虫先生が暗い想いを抱いて後にネタにして吐き出すだけのことはある。そして“推し”にナニゴトかを捧げたことのある人にはアイテテテって感じの話でもあります。続いて五月大歌舞伎、昼の部。曽我兄弟モノはいつ観ても弟クンがむやみに張り切っててかわいくて笑ってしまう。團十郎がどうかしたのか首を傾げてしまうぐらい声が出てなくて心配。寺島しのぶさんの息子さん・眞秀くんの初舞台は立派なものでした。同じ日の夜にRRRのコラボレストランへ。映画の内容にちなんだ料理やデザート、ドリンクなどを楽しみながら壁のディスプレイやグッズ購入などで過ごす幸せいっぱいの時間。こういうの、イイですねぇ。来てるお客さんもみんなRRRが大好きな人ばかりなわけだし。モニターに流れる名場面を見ながら同行者とあーだこーだとRRRの話をたくさんしました。楽しかったにゃー。

 『馬なり1ハロン!NEO』200R突破記念のスペシャルプレゼント企画が告知されました。皆様ふるってこちらからご応募ください。
 土曜、京王杯SCはゾンニッヒ、ラウダシオン、タイムトゥヘヴン。日曜のヴィクトリアMはスタニングローズ、ソダシ、ナミュールの順で。スターズオンアースは思い切って切る…とか言うと来そうな気がする…でもここは思い切って。

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2023.05.06

やりたいことを躊躇うな!

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 浦井健治さんの代表作と言っていい『アルジャーノンに花束を』…9年ぶりのチャーリイ役だそうです。彼は演劇ファンから親しみを込めてウラケンと呼ばれていて、その人懐っこい性格やちょっとおバカキャラと思われがちな人柄からその呼称は似合ってると思うのですが、確かこの舞台の初演の時にただならぬ演技力を見せられて仰天し「ウラケンなんて呼んでいい人ではない、浦井さんだ」と認識を改め、以後数々の舞台での名演を観る度に呼称を改めて現在は「浦井センセー」になっています(笑)。今回も気持ち良く打ちのめされました。手術によって天才レベルの知能を得ていくチャーリイ、でもその実験は破綻していきます。1曲の中でフレーズごとに知能のレベルが乱高下する凄まじい難曲があり、自在に演じ分ける様は驚異的でした。終盤はもうズタボロに泣いた…。アガリスクエンターテイメントの『令和5年の廃刀令』はタウンミーティングの形を取った演劇で最後に観客に投票をさせてエンディングを決める趣向。登壇者それぞれの立場からの意見がいちいち面白く、劇作家得意の屁理屈が炸裂しては爆笑、そして現代にも問われる問題について提示してくるテーマ性は骨太。この劇団の舞台はいつどれを観てもハズレがありません。連休中でちょっと遠方で移動手段が不安でどうしようどうしようと散々迷った挙句に最近の人生の指針としての「ヲタクとして、やりたいことを躊躇うな」に忠実に、行って来ましたフォーラム福島『RRR』マサラ上映! いやー行って良かった、クラッカー鳴らして紙吹雪ブン撒いて太鼓叩いて鈴振って登場キャラに掛け声、ナートゥもエッタラジェンダもスタンディングで踊りながら大合唱。本当に楽しかった!! 映画は『EO』を。馬が出ると聞いたしもちろんロバも好きだから観てみましたが、これはおススメできない…かな。映画としてどうなのかはさておき、私は作品自体の言わんとすることとは違う部分で観ていて辛かったのです。色々あった末でのラストも私にはバッドエンドとしか思えなかったし。沈んだ気持ちで映画館を出ました。真面目に作られた良質の映画であることは理解できて、決して不愉快だったわけではないことは明記しておきます。

 土曜、京都新聞杯はマキシ、マイネルラウレア、ディープマインド。日曜のNHKマイルCは今一番応援してる馬かもしれないウンブライル激推し。オオバンブルマイ、エエヤン、シャンパンカラーヘ。新潟大賞典はカラテ、ブラヴァス、ロングラン、ハヤヤッコ。

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2023.04.29

多幸感

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 何度行っても一向に飽きる気配のない『RRR』応援上映。今回はチネチッタ川崎のLIVEサウンド音響で。通路の次の列のどセンターを押さえて鈴と太鼓とペンラとうちわ、首には涙拭く用のタオルをかけて完全装備。手慣れたもんです。実は毎回映画館へ入る直前ぐらいに賢者タイムが訪れて(笑)「さすがにもうそろそろこのへんで満足なのでは…」と思ったりするのですが、エッタラジェンダ終わった瞬間に「楽しかった!また行きたい!!」ってなるんですよねー。お隣の人と「楽しかったですねー」と笑い合うのも嬉しくて。あの多幸感は何にも代え難い。まだまだ上映が続く限り、行けるだけ行きたいです。日曜は春秋恒例の大久保利通公墓所の清掃ボランティア。多くのご協力者がお集まりくださり、今回も望める限りの成果を得ることができました。本当にありがたいことです。この活動は長く続けて行きたいと思っています。皆様、どうぞお気軽にご参加ください。舞台は「八人の悪逆」を。終始怒鳴り合いっぱなしのコワイ人しか出てこない作品ですが、腹の出来てる役者ばかりで怒声さえも耳当たり良く、見応えがありました。その回の客はわりとリアクションが薄く、これもっと笑っていい芝居だと思うんだけどなーと思いながら観てたのがちょっと惜しかった。芝居は役者と観客が一緒に作るもの。客の質によって1回1回が違ったものになっちゃうんです。同じ日の夜におなじみ荻野リサさんのフラメンコライブへ。男性バイラオール2人とリサさんの踊り、とてもとてもステキでした。掲載許可をいただいてないのと自分の顔を載せるのも恥ずかしいのでボカシまくったツーショ写真で失礼。

 土曜、青葉賞はシッポはちゃんとあるらしいグランヴィノスからヨリマル、マイネルエンペラー、サヴォーナ。日曜はもう天皇賞(春)か…やっぱりここはタイトルホルダーかな。人気ないところへ流してサンレイポケット、メロディーレーン、エンドロール。

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2023.04.22

朋あり遠方より合流す

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 日曜に『太平洋序曲』大阪の大千穐楽を無事に観劇し終え、長いようで短かった航海はこれにて無事全日程を終了。想い出深い大好きな1本となりました。ソンドハイム作の難しいメロディも身体に染み込み、とはいえ口ずさんでいてもややこしい部分になると音程がめっぽういい加減になる、他のミュージカルにはなかなかない悩みが残されました(笑)。大阪最終日の夕方にTジョイ梅田で『RRR』の応援上映があり、やはりこの作品にハマッてくれている長い長いつきあいのヲタ友に声をかけてみたところ在住の遠方から駆けつけてくれて、ひさしぶりに会うことができました。変わらぬDosti(友情)に心から感謝しつつ一緒に大騒ぎしてきました。ドタバタと帰京してまた仕事に戻り、〆切り明けに鳳凰祭四月大歌舞伎 『新・陰陽師』。新作だけど古典の技法をふんだんに取り入れて、若手中心のイキイキのびのびとした舞台。壱太郎と右近の二人での六方はハデな衣装と相俟って心躍る見せ場に。こういうワクワク&キャーッ!!となる瞬間が人を劇場へ引きつけるのだと思います。枚数合わせの1枚は梅田のレゴストア近くのHANKYU BRICK MUSEUMに展示されているレゴで作られた競馬場。すごーい。

 23日(日)にいよいよ東京・青山霊園にて大久保利通公墓所のおそうじボランティアを開催します。参加表明や登録などは必要なく、当日の飛び入り参加も大歓迎。軍手やスコップ、根切り、折りたたみ椅子などの用具、お昼をまたいでのご参加の場合には昼食などもご持参の上、9:30以降に直接現地へいらしてください。もちろん私も終日おります。サインとかちょっとした殴り描きイラストぐらいでしたらご対応いたしますので、ぜひぜひお気軽にお運びくださいませ。私のイラストの入ったちょっとした面白いお配りものも少し用意してますよ。限定数の非売品、先着順だぜ!(笑)

 土曜、福島牝馬Sはストーリア、ステラリア、スライリー、ストゥーティという「どれがどれ?」的馬券でフザケようかな。こんな馬券の買い方も楽しいと思うんだよ。日曜、フローラSはエアパスカルの娘・ブライトジュエリーからソーマジックの娘・ソーダズリングへ。ドゥムーランも買っておこう。マイラーズCは絞りにくいメンバーだなぁ…4連勝で一気に重賞ゲットなるか、のジャスティンスカイに頼ってみるか。グラティアス、シュネルマイスター、ザイツィンガーまで。

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2023.04.15

再び大阪より

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 先週の日曜は夕方に大阪から名古屋に移動し、朝日カルチャー名古屋で開催の「石井一孝・ミュージカル入門 『CHESS』 ABBAの世界」を受講しました。私の長い観劇人生の中でも大きな1本である『CHESS』について石井さんから直接いろんなエピソードを聞くことができてとても楽しかったです。帰京して月・火・水と仕事をし、木曜からまた大阪へトンボ返り。『太平洋序曲』に通いながら空き時間にこちらは歴史ヲタ活動で百舌鳥八幡宮へ。最寄駅のすぐ近くに仁徳天皇陵があったのでこれは見ておくべきかーと立ち寄りましたが…まぁ、近くから見ちゃったらただのこんもりした丘ですわな(笑)。その夜には映画『パリタクシー』を。これがとっても良くて、泣いちゃいました。主人公のタクシー運転手と老女の心の交流がしっかり描かれていたので話の結末に少しも違和感がなかった。素直に「よかったね…」と思えました。

 土曜のアーリントンCは人気薄で遊んでみます。スカイロケットをアタマにタリエシン、ドクタードリトル、ランスオブサウンド。日曜、皐月賞は惜しいレースが続くトップナイフの応援。タスティエーラ、シャザーンと絞ります。アンタレスSは連勝を伸ばして欲しいプロミストウォリア、まだまだヘタッてもらっては困るサンライズホープ、良かった頃を思い出してくださいフルデプスリーダー。

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2023.04.08

大阪より

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 『太平洋序曲』東京公演から大阪公演のはざまの1週間、大急ぎであれもこれも観に行きました。まずはキネカ大森の『RRR』マサラ上映。これはインドの映画ファンの鑑賞スタイルを真似て、映画を観ながら歓声や鳴り物はもちろん、クラッカーや紙吹雪で大騒ぎするというイベント式の上映形式なんです。RRRをこ縁に新しくできたとてもステキなお友達が1分半で全席完売したという瞬殺チケットを見事にゲットしてくれて、一緒に楽しんで来ました。延々とカッターで半紙やお花紙を切って紙吹雪用意したり100均でクラッカー買い込んだり、本当に楽しかったなぁ…憧れてたんですよ、マサラ上映。そこから打って変わって、黒澤明監督の名作映画であり私にとっては鹿賀丈史さん主演の舞台として思い出深い(この秋に再々演予定)『生きる』のリメイク版『生きる LIVING』ではしみじみと涙を流して来ました。主人公が「ナナカマドの木」を歌うシーンがとても良くて。ウサギのおもちゃなど、元の作品へのオマージュも丁寧で効いてました。続いて映画『零落』…これは私がマンガ家としてはイレギュラーな経歴でイレギュラーな仕事の仕方をして生きて来たので、主人公の漫画家にまったく共感できず。舞台『グッドラック、ハリウッド』、何度も何度も何度でも同じことを書きます、加藤健一さんホントに良い戯曲を見つけ出して来るなぁ。もちろんカトケンさんは非の打ち所のない名演ですが、これは俳優を変えていろんな組み合わせで観ても面白い演目だと思います。続いて『ダブル』…これは残念ながら作品的には私にはあまり面白いとは思えませんでした。ただ玉置玲央さんと永島敬三さんの舞台役者としてのアーティキュレーションなどのテクニックが本当に素晴らしくて、腹式呼吸で声を張った時の響きを聴いているだけでも楽しかった。と、ドタバタしながら『太平洋序曲』の大阪初日へ。

 土曜、阪神牝馬Sはルージュスティリアを頭にママコチャ、ピンハイ、サウンドビバーチェ、サプライムアンセム。NZTはウンブライル主軸でドルチェモア、エエヤン。日曜の桜花賞はライトクオンタム中心でドゥアイズ、ドゥーラ、ラヴェルと人気薄へ流します。

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2023.04.01

映画ダウン⤵︎アップ⤴︎

LostcareShinpika

 『太平洋序曲』東京公演は無事に閉幕しました。次は大阪公演。こちらも無事に出航し、着港しますように。私も久々の遠征予定、楽しみです。劇場通いの合間を縫って映画「ロストケア」を。サイコサスペンスみたいなものを期待してたらとても重いヒューマンドラマでした。私もそれなりの介護経験の上で両親を見送っており、自分自身のそう遠くない将来のことも考えてしまい、観ていてかなりキツかったですね。人として生きる限り逃げられない問題とわかっているけど、敢えて今突きつけられるのは辛いなぁ…と、どんよりしてしまった気分を同日の夜にブッ飛ばしてくれたのが何度参加しても一向に飽きる気配のない『RRR』応援上映。仕事を前後に押し詰めてちょっとムリしてでもがんばって行った甲斐がありました。なーんかもう理屈抜きにスカーッとしちゃうんだよねー。

 大久保利通公墓所・春のおそうじ会、馬なりファンの方からもご参加の表明をいただいております。とにかく気軽で気楽な会で、当日現場に来てもらったら自分のやりたい作業&できそうな作業にあたっていただき、私や近くの人とおしゃべりするも良し、他のご予定があればいつでも抜けてOK。お名前を記録するようなこともありませんし、出欠点呼などもございません。ただただ来ていただいて草むしりしていただく。それだけです。資格も経験値も何も要りません。こちらとしてはとにかく少しでも多くの人手が欲しいのです。参加にあたって何か疑問や不安があればTwitterアカウント@okuboko_osoujiにDMください。誠心誠意ご対応いたします。

 土曜、ダービー卿CTはゾンニッヒを買ってみようかな…ドイツ語馬名に弱いんだよな。ミッキーブリランテ、タイムトゥヘヴン、トーラスジェミニといった旧勢力の復興に期待してみます。日曜、大阪杯はジェラルディーナから。スターズオンアース、ヴェルトライゼンデ…ここまでらしておきます。

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