演技力というものは
今週は芝居を3本。『歌舞伎鑑賞教室』では中村萬太郎さんによる軽妙な語り口の『解説 歌舞伎のみかた』と中村亀鶴さんが六蔵を務める『神霊矢口渡』を。半館が学生さんの団体でしたが、とてもお行儀の良い女子高生さんたちで沸くべきところでは素直に沸いてたくさん拍手をしてくれてとても良いお客さんでした。また続けて歌舞伎を観に来てくれたらいいな。常々このBlogでもお話ししている通り戯曲『12人の怒れる男』のマニア的大ファンの私、この度戯曲の一部を現代日本に通じるように書き換え、女性も混ぜた形の舞台が上演されるということで観てきました『12人の怒れる男と女』…内容の書き換えの工夫や意図、演出家のやりたいことは理解できた。でもその全てを台無しにしたのが出演者達の言語道断的力不足。多少芝居の心得があるかなぁというのが12人中2〜3人。話にならないお粗末さでした。いくら60人キャパのミニミニシアターだとしても観覧料金を取ってこういうレベルの人たちを板の上に上げて、よりによってこの作品をやらせてはいけません。ただただ呆然と半笑いで観ているしかありませんでした。その後に観たのが三浦透子さんの独り芝居『プライマ・フェイシィ 私の声を聞いて』…これはもう、凄まじい演技力でした。まったく逆の意味で呆然と、ただ拳をギューッと握りしめて観ているしかなかった。膨大なセリフをこなしながらの完璧な感情と肉体のコントロール、戯曲の中に生きる女性を目に見える姿でその場に立ち上がらせ、泣き、喚き、のた打ち回りながら彼女の身に起きた物語を見せる。しかもその全てに抑制が効いていて決して演劇の枠組みからは過剰にはみ出しては来ない。なんという見事な演技者でしょうか。映画で観て「ぜひこの作品を日本語版で観たい」と願っていた、その思いがこの女優を得て理想的な形で叶い、芝居見として大変な幸福でした。枚数合わせの1枚は仲良しの人生の大先輩と焼肉食べに行った、きれいなお肉です。おいしかったよよん。
土曜の小倉9Rひまわり賞が今週の私のメインレースです。トシミチ、がんばってー!! 西郷タカモリも木戸タカヨシも出るんだよね。楽しみです。日曜、函館2歳Sはシグレ、イモージェンを軸にダマスク、ウンスイと人気薄へ。小倉記念は同レース最高齢勝利を狙うエヒト、サフィラにカエルム、最低人気かな?のトータルクラリティあたり、人気薄で遊んでみます。













































