2023.09.30

(この記事は後ほど加筆修正します)

ヲタ活旅で大阪に来てます。とりあえず週末の予想だけアップします。

土曜のシリウスSはヴァンヤールのブロコレ脱却なるか。トウセツ、アイコンテーラー、フルヴォートまで。日曜のスプリンターズSはナムラクレアのGI奪取を祈念。メイケイエール、ナランフレグ、ドルチェモア、ピクシーナイトへ。

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2023.09.23

昔から好きな人と今好きな人

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 今週はまず通ってるミュージカル『生きる』のアフターステージトークイベント。Wキャストで主演を務める鹿賀丈史さんと市村正親さんがご登壇。お2人は俳優生活50周年、同じ舞台でデビューしたお2人にとってはおつきあいも50年にわたり…つ、つまり私のファン生活も50周年…(爆)。一緒に所属していた劇団の昔話、特に私にとっては強烈に想い出深い『カッコーの巣を越えて』の話が出るなんて思いもよらず、かけがえのない楽しい時間を分けていただいた気がしています。その夜は『オカノウエノオフ会』へ。私は毎週月曜22:00からツイキャスで聴くことができる『オカノウエノラジオ』のリスナーで、登場する5人のメンバーは大好きな舞台俳優さんばかり。そんな皆様が小さなカフェスペースで朗読会を企画してくださったのです。本当に手作りの温かい会で、メンバー手づからによる台本も聴き応えのある内容、フリートークも楽しく、集まったオーディエンスとも親しく接してくださり、大感激。いつもははるか舞台の上の姿をドキドキしながら見上げているだけの憧れの俳優さんの演技をこんな距離で観せていただき聞かせていただく贅沢、そして恐れ多くも直接の交流を持てたことがとてもとても幸せでした。ネットラジオ、皆さんもぜひ聴いてみてください。アーカイブ も聴けます。 続いて、企画上演されるどの舞台もハズレなしの名取事務所にこのBlogでも何度もお名前を挙げている劇作家・詩森ろばさんが書き下ろした新作『ホテル・イミグレーション』を拝見。詩森さんの作り出す芝居はどれもキャラが立っていて、誰1人“理解できない”人がいない。今回のも主人公と女友達がケンカする、両方の言い分がすごくわかって辛かったし、一番の憎まれキャラである町内会長の暴言も彼の立場になれば一理あるんじゃないかなと思わされてしまうし…入国管理所の問題も目を背けてはいけないことだなと胸が苦しくなりました。この作家とこの事務所、ぜひまた組んで新作を送り出して欲しいです。枚数合わせの1枚はイタリアのお菓子・スフォリオテッラ。大好きなんです。ザックザク。

  日曜、オールカマーは人気下げてるであろうタイトルホルダーを応援。ジェラルディーナ、ハヤヤッコ、ガイアフォースといつにもましてミーハーな馬券で。神戸新聞杯はここまで強いところで食い下がって来たハーツコンチェルトを買ってみる。他は新興勢力を評価してサスツルギ、ロードデルレイ、サヴォーナ、ナイトインロンドン。

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2023.09.16

キャラハマりが怖い(笑)

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 今週は『生きる』の合間を縫いながら舞台『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』。主演男優2人は演技者としては信頼してるのと『Mogut』で鮮烈だった菅原りこちゃん、いつどこの舞台で観ても華やかで力のあるAKANE LIVさんが出てるのと、演出が鈴木勝秀さん、バンマスが大嶋吾郎さんだったので観に行きました。でもこれはちょっと私には合わなかったみたい。映画にもなるそうです。映画といえば『福田村事件』を観ました。日本の田舎社会の嫌なところを煮詰めたみたいな作品で実にげんなりと暗澹たる気分になりました…でも100年前の民度なんて実際こんなもんだっただろうし、日本人のメンタリティの基本はそんなに変わってない気がします。9月の歌舞伎座、超有名演目なのに今まで観たことなかった『車引』はハデハデでいかにもTHE歌舞伎!って感じ、『一本刀土俵入』はおっとりとしたテンポでしみじみとした物語。どちらも楽しかったです。さすがにこれはいろんな人で観た『鏡獅子』は菊之助の親獅子が端正で人形のように美しかった。そして先日横須賀で観た歌舞伎巡業公演、同じものを板橋区立文化会館で。同じ演目を続けて観ることで深まる理解とその回ごとの違いを存分に味わいました。『土屋主税』は忠臣蔵の外伝もの。キャラ惚れするとドッとハマりがちな私、忠臣蔵はヤバい気配がして避けてるジャンルなんですけど(笑)、もしハマるとしたら大高源吾は匂うんだよなぁ。

 さてさて、日曜のローズSはセーヌドゥレーヴからソーダズリング、ブロコレのお誘いが来てそうなアリスヴェリテ、フラメンカの荻野リサさんのファンだからリサリサも買っておかねば。月曜のセントライト記念はシンボリルドルフの血を引くレーベンスティールを熱烈応援。ドゥラエレーデ、コレオグラファー、そしてやっぱりソールオリエンスは切れない。

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2023.09.09

最推し・真打登場(笑)

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 今週は『RRR』初見のお友達を連れて立川のシネマシティへ。とても楽しんでもらえたようで嬉しかったです。自分がすごくハマッて何度も観た作品、初めて観る人の感想を聞くのは楽しいものですね。他に舞台を4本。劇団昴『親の顔が見たい』、ゴツプロ『イノレバカ』、大地真央さん主演の『最高のオバハン 中島ハルコ』。いずれも良いところもあればまずいところもある…といった感じでしょうか。でもどれも確実に観た甲斐はあったと思っています。そして今月はこれに通います、鹿賀丈史さんの『生きる』。好評につき再々演の作品です。まずはイソイソと初日を拝見。鹿賀さん以外のメインキャストが大幅に変わり、新たな味わいの仕上がりになっていました。大阪公演まで無事に駆け抜けられますように…。

 土曜の紫苑Sはムードインディゴの娘・アップトゥミーから行こうかな。モリアーナ、ソレイユヴィータ、フルールまで。日曜の京成杯AHはラインベック、インダストリア、ミスニューヨーク。セントウルSは人気下げててもドルチェモア。ピクシーナイト、ブトンドールと渋いとこ行っときます。

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2023.09.02

ヲタ活のためなら

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 今週はドタバタと遠征三昧。乗り物が大の苦手な私だが、ヲタ活のためならがんばります。まずは名古屋・伏見ミリオン座にて『RRR』字幕版vs吹替版2daysマサラ上映。なんだこの素晴らしすぎる企画。これはもう行くしかないでしょ。いやーもう楽しいったら。どちらの日もやや後ろめを狙った良いお席が取れて、自分も大騒ぎしながら皆様の紙吹雪やクラッカー、タンバリンや鈴の音、歌声や叫び声を堪能しました。日中はおいしきしめんや海老フライを食べ、名古屋市科学館の『ネコ展』ではRRRにちなんで虎と闘ってる写真も撮ったのにダウンロード期間を逃してしまい、私のファイトは露と消えました…。ミリオン座では『エリザベート1878』も観ました…が、これは私はダメだった。ポスタービジュアルや宣伝文句からもっと抗い戦い勝ち取るシシィを期待したのですが、全然そういう映画じゃなかった。少し置いての週後半、横須賀までのプチ旅で松竹大歌舞伎巡業公演・西コースへ。外題は『土屋主税』と舞踊『汐汲』。どちらも贔屓の中村亀鶴さんが良いお役でご出演なので足を伸ばしたわけです。大きなコンサートホールで歌舞伎には不向きな感じでしたが、楽しく観劇しました。横須賀海自カレーもおいしかった!

 土曜、札幌2歳Sはトウカイナチュラルの血を引くカイコウを熱烈応援。ガイアメンテ、ギャンブルルームという人気馬にぶら下げます。曲が脳内に流れてうるさいのでパワーホールも買っておくか(笑)。日曜、新潟記念はサリエラからマイネルウィルトス、ファユエン、ユーキャンスマイルへ。小倉2歳Sはドナヴィーナス、パッシングシャワー、アスクワンタイム。

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2023.08.26

現場がテーマ

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 上田から帰京した翌日には座・高円寺2にて「演劇の現場でのハラスメントを考えるフォーラムシアター」を受講。受講といっても舞台制作の現場で起こりうるハラスメントを演劇の形式でアンチモデルとして上演し、もう一度それを上演しながらオーディエンスが意見を述べたり時には役者になりかわって舞台に上がり、改善の方法を探っていくというもの。現場の役者さんや制作者が多かったようで活発な意見と積極的な参加で時間が足りないくらい盛り上がりました。とても興味深い催しでした。続いてはシアタークリエにて『SHINE SHOW』。こちらは抱腹絶倒のシチュエーションコメディ。以前アガリスクエンターテイメントで上演されたバージョンも観ており、今回は中川晃教さんや西村直人さんなどいつもミュージカルで応援している役者さんも加わり、歌の聴き応えはグッとレベルアップ。とてもとても楽しかったです。こちらも“現場”がテーマかな。

 新潟2歳Sはこれが出世したら面白いのでヒヒーンで。母はイイナヅケ。『RRR』のシータのセリフに「人助けをしろというのが許嫁の口癖で」とあるし。相手はヴァンヴィーヴ、アスコリピチェーノ、ルージュスタニング。キーンランドCはここんとこ振るわないレイハリア、ナムラクレアあたりを応援の気持ちで買いましょうか。後はドイツが馬名が好きという理由だけでゾンニッヒ、シュバルツカイザー。

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2023.08.20

インドと信州の旅

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 まだまだ『RRR』熱は全然下がっておりません。まず今週は吹替版を観てきました。かなり回数を観ているので予想段階では違和感バリバリかも…と危惧していたのですが、そこはそれほどでもなかった。配役的にもおそらくかなり気合が入っていたのではと推察。ただ、逆にその“失敗できない”感が表に出てしまっていて、ラーマもビームもカッコよくなり過ぎてた気がしました。もちろん声優さんの技術的にはすごくハイレベルで全然問題ないんですけど…日本語版にするにあたってラーマとビームの関係性にも解釈違いが。ビームの弟感がなくなっちゃったのが最も惜しい点。呼び方は「兄貴」にして欲しかったー! そんなアニキの主演作『ランガスタラム』字幕版の全国公開上映が実現したのは嬉しかったです。この作品、とても楽しいダンスシーンも満載でラーム・チャランさんが陽気な田舎の青年を演じているのがにわかファンには新鮮。ただし(以下ネタバレ)後半に進むに従って粛清と復讐の惨劇になって行くので、宣材のチャランさんの笑顔に騙されてうっかり観てしまうとショックを受けるかも…との事前情報は得ていました。私はその辺は全然大丈夫だった。なぜならそれ、私が昔めちゃくちゃたくさん観た東映任侠映画の展開とまるで同じだったから。いや、任侠映画に楽しいダンスシーンはありませんけどね(笑)、物語中盤頃にナニゴトか起こって主人公がその復讐のために耐えて耐えて耐え抜いた末に長ドス引っ提げてカチ込みに行ってバッサバサのグッサグサ、みたいなのには慣れてたもんで。とほほ。続きまして、創立106年という歴史ある映画館・上田映劇で『RRR』応援上映があると知り、ちょうど当日が誕生日だったので自分へのプレゼントとして遠征してきました。いやいや、東京から上田なんて近いもんです。私は前日入厩(笑)で1泊したけど日帰りでも余裕。前日には別所温泉まで足を伸ばしてのんびり観光。そしていざ、応援上映。スタッフさんの対応も温かく、私がTwitterで「当日、誕生日なんです」と書いたことを覚えていてくださり、大感激でした。観客の半分弱ぐらいはこの作品を観るのも初めての人だったみたい…新鮮な驚きを含んだ歓声に私まで嬉しくなってしまった。一方、猛者は猛者でナートゥエリアでバリバリ踊ってるし(笑)。楽しかったなー。楽しかった!

 楽しくて頭がパァになっているので、予想もいつも以上にいいかげんです(笑)。北九州記念はママコチャ、ロードベイリーフ、トゥラヴェスーラ。前走大敗で人気落としてるけどエナジーグランもいっときましょう。札幌記念はシャフリヤール、ジャックドール、トップナイフ。人気下げてるラーグルフも買っておこう。

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2023.08.12

炎と氷河の抱擁、それが彼らの友情

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 『RRR∞Dosti PARRRTY!』に行ってきました。RRRの世界をたくさんの画像パネルとレプリカ小道具などで追う展覧会。それほど規模の大きいものではないけれど短い準備期間でできる限りのことをしようと試みた、良い意味での手作りっぽさの感じられる催しでした。きっと誰かとても熱意のある人が企画して、半ば強引に実施にこぎつけたんじゃないかなぁ。つとに評価の高いRRRの映像美、いつも呆気に取られるままついつい流れで観てしまう場面場面を静止画で見せられると改めてその一瞬ごとの美しさに驚かされます。私がゾッコン入れ込んでるインドの馬・マルワリの大きなパネルもあって嬉しかった! この後大阪でも開催されるそうなので、関西方面の皆様、ぜひ。舞台は『Beautiful Twelve 美しき12人』を観ました。私がマニアックに追い続けている戯曲『12人の怒れる男』を女性キャストも交えての上演。狙いは面白かったし女性が入っても少しも不自然さはなく話の本筋の面白さは揺るぎませんでしたが、キャストはやや玉石混交。戯曲が緻密なだけに上手くない人が入ってると舞台上の空気がグラグラしちゃって、観てる方が自分の中でいちいち立て直さなければならなくなる。それは大変ヨロシクナイですな。そして映画『ナチスに仕掛けたチェス・ゲーム』。これはすごく良かったです。原作の小説が人気作のようで、その内容を忠実に映像化できているのだろうと思います。裕福で享楽的な人生を楽しんでいた主人公が戦争の渦に巻き込まれて変遷して行く様は恐ろしく、そして彼が生き抜く強さに心打たれました。

 日曜、関屋記念はディヴィーナ、ラインベック、ロータスランド。小倉記念はちょっと買いにくいメンバーですね…ククナ、マリアエレーナ、エヒトぐらいまでにしておきましょうか。

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2023.08.05

お休みをいただきました

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 大阪はけっこうな長逗留だったため疲れが出たのか帰京してから喉が腫れて熱が出てしまい、先週はBlogをお休みさせていただきました。ちゃんとお医者さんにも行きましたし、しっかり休めたのでもう大丈夫です。ご心配くださった皆様、ありがとうございました。話が前後しますが、舞台『スローターハウス』を観ました。事件発生からつい先頃7年めを迎えた障害者施設殺傷事件を基に書かれた芝居です。近年最も信頼できる作・演出家の1人である詩森ろばさん、渾身の一作。W主演の原嘉孝さんと那須佐代子さんの息もつかせぬ真正面でぶつかり合う演技が素晴らしい。演技巧者の作り出す緊張感って堪らないものがあります。私もこの事件には少なからず関心があり、経緯を追って来ました。様々な議論のある中、ひとつの見方を鮮やかに提示してくれたこの作品に頭を下げたい。そして続いては振り幅大き過ぎるにも程がある、映画『マッド・ハイジ』。どひゃー、これは…誉めるにしても貶すにしても、とにかくあらゆる意味でヒデェ映画でした(笑)。こんなもんを面白がって観てたことを人に知られるのはなかなかに恥ずかしいので積極的にお勧めはしませんが、グロ画像&残酷描写に耐性があって三度の飯よりブラックジョークが好きな人は観たらいいと思います。いやーヒドいにも程がある。

 日曜、レパードSはミスティックロアからかな。リバートゥルー、クレメダンジュ、エクロジャイトまで。エルムSは宝塚記念除外のウップン晴らし、オーソリティ。人気落としてるところでベレヌス、あとはファルコニアにルコルセーヌあたりで。

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2023.07.22

大阪より

PonteosakaRoom

 『ダ・ポンテ』のために大阪に来てます。新歌舞伎座は鹿賀丈史さんの『シラノ』(2013年)以来。あの時どこに泊まったんだかどうやって劇場まで来たんだったか、劇場ロビーの様子なども全く記憶になくてコワイ…『ダ・ポンテ』はここが最終公演地だったのですが、休演者が出るなど薄氷を履む思い。それでも鉄壁の代役体勢で乗り切ってなんとか千穐楽までこぎつけたキャストとスタッフの底力に惜しみない拍手を送りたいと思います。大阪滞在中にはリバイバル上映されていた映画『ルーム』を観ました。タイトルやメインビジュアルには覚えがあって「これ、確か観たいなと思った映画なんだけど…観てないのかな」と思い、観ることに。観て、普通に面白かったんですが、やっぱりなんだかじんわりと「これ…観たような…」。後で調べてみたら自分の日記に「がっつり見入った。面白かった」と書いてある。愕然…(笑)。なんば界隈をウロウロしてご飯食べたり初めて新世界あたりを歩いてみたりタコ焼きもお好み焼きもたくさん食べた。大阪は楽しいね。

 日曜の中京記念、ようやく中京での開催ですね。しばらくどうもパッとしませんがここらで再び輝いてほしいディヴィーナを頭にベジャール、ルージュスティリア、ミッキーブリランテへ。

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